2013年03月13日

強風

DSC_0314.jpgあまりにも風が強いので緊急ビニール剥がし。

これは春一番かなぁ?
posted by Syan at 13:14| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2013年02月01日

世界のSya窓からVol.2「あれのバラ」

久々の世界のSya窓から。

〜今回はあのバラの原点を訪ねてみたいと思います(NA:石丸謙二郎)


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私のショーをご覧頂いた方には「あのバラ」が何かはなんとなく想像がつくと思いますが、あのバラです。

こちらは十数店舗探し歩いてやっと見つけた、唯一条件の整った指定のバラを問屋さんから箱買いしています。


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まず番線切りで長すぎる茎を切りそろえます。


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次に、葉っぱ、花を茎から抜き取ってしまいます。


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抜き取った茎の部分。これでおおよそ70本分くらいでしょうか?


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バラなのでそれぞれの茎にはトゲや葉のジョイント部分がいくつか付いています。
これらはバルーンが割れる要因になるので取り去ってしまいます。


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それを1本1本地道にカッターで削り取っていく作業。
トゲそのものだけでなく、カッターで切り落とした切り口でもバルーンは割れることがあるので、丁寧に指で触って確認しながら作業を進めていきます。


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トゲがなくなり綺麗になった茎。


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トゲも積もれば山となる。
この作業が一番根気がいり、一番時間がかかります。


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「グルーガン」という工具を利用して


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バラの切り口から飛び出した針金を包み込むように、グリーンの低温溶解プラスティックでコーティングしていきます。


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尖ったまま固まるとバルーンが割れる可能性があるので、これも気をつけて1本1本丁寧にコーティングしていきます。


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これを組む時は、子供の頃にやったキャンプファイアーを思い出すようでちょっと楽しくなります♪


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そしてアロンアルファの登場!
コンビニなどでも買えるものは3gしか入っていないお手軽モデルですが、こちらは20gも入った業務用。
6倍以上入っているのに、お値段はなんと倍くらいというアロンアルファーには嬉しい商品です。

ちなみに…アロンアルファは水分に反応して固化するとテレビでやっていました。水分含有率が高いほうがすぐに、しっかり固まるんだと。乾かすためにフーフー吹いていたのはそんなに意味がなかったと知ってがっかり。



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アロンアルファを茎の頂点と、葉のジョイント部分に塗ります。


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まんべんなく塗れるように取り付けた花を動かしながら固定します。


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そして葉っぱも同様に。アロンアルファが少ないと外れてしまうし、はみ出して固まってもバルーンが割れる原因になるので量も結構重要です。


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取り付けた葉っぱの根本にもトゲが生えているので最後にこちらもカッターで削り取ります。


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そしてやっと完成したのが「あのバラ」となります。
1回の作業で大体100本近くをショー用にアレンジします。



さて今回、魔法にかなり近いネタのあのバラをなぜ「道具」として、こんな内職みたいな工程を載せたのか、それには訳があります。

僕達パフォーマーの演技には急に出来るようになったり、0から10に急に成長するものはほとんどありません。
1つの演目でも何回も反復練習して、反省して少しずつ少しずつ完成へと近づけて行きます。

このバラの演目は、3年ほど前の母の日のイベントで「カーネーションを使ったネタを取り入れて欲しい」という依頼があり、そこで思いついたネタがキッカケとなっています。

バルーンの種類も、花の種類も、ネタの仕込み方も、演じ方も沢山の試行錯誤の上で今の形があり、それすらもまだ完成ではなく試行錯誤の最中です。
このバラはそんな試行錯誤の中で見つけ、色々な経験を経て今の様な手順でカスタマイズされるようになりました。
道具の作り方はその詰まった歴史の縮図。それを載せてみたかったのです。



私はバルーンは割れるから、しぼむから素敵だと思うことがほとんどですが、割れてしぼむバルーンで枯れて散りゆく花を作るというのはあまりに寂しいなぁと思う事がありました。
花を使うネタであるなら、バルーンで作った花か、もしくは本物の花の方が良い。
とも思いましたが、
通常は偽物ゆえ廉価ゆえ価値が低いとされてきた造花を敢えて使うことで、そこには続きゆく美しさとショーで付与されたかけがえの無い思い出を込めた本物以上の価値のある花が表現出来ると思っております。
「割れたり萎んだりする花から生まれる、割れない枯れない花」
これってまさに魔法みたいじゃありません??


そんなこんなでこの内職の様なバラの「製作過程」は自分にとってはショーの時のかけがえの無い一瞬に向けた「秘密の魔法の掛け方」の紹介だったりします。






自分はほとんどの道具や小物を自作したり、ネタも日々思いつくネタ帳から生まれるものがほとんどですが、自分にとってはそれぞれが魔法の道具の制作だったり、新しい魔法の発想だったりします。

まぁ、別に普段はこんなに「魔法」押しな事を言ったり書いたりすることはないですが、ちょっと今日はそんな事を口に出してみたい気分だったのかな。


ただ花ビラを散らしてみたりも別に悪いとは思いませんが、道具は使い手のイメージにより魔法にも、ただのゴミにもなるのでもったいないなぁとも思います。



と、世界のSya窓Vol.2「あれのバラ」でした!
道具ネタはショーネタに匹敵するほど奥が深く、信念が現れてると思うので、定期的にブログに書いてみようかと考えております。まだまだたっくさんありますからね!

それにしても…最近はブログの更新率が悪いなぁ…。
スマートフォンから更新しやすいようにさくらブログアプリとか出たらいいのに…。
posted by Syan at 01:06| Comment(5) | TrackBack(0) | 製作・道具

2013年01月15日

ポテトポタージュ

12月の飲み会という名目で集まり、結果誕生日会で先輩芸人さんにめちゃ嬉しい誕生日プレゼントと共に頂いた1kg入りのポテトチップス。

1人では食べきれないので、人が集まる日までとっておきましたが、

その、人が集まる日でも食べきれずに残ってしまいました。


普段なら捨ててしまうこともありますがせっかくのいただき物、何か出来ないかなぁと考えた時にふと思い立ったあるチャレンジをして見ることに。


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残ったポテチ。

少なく見えますが、袋が大きいので残ったものだけでも普段のポテチ並の量が残っております。


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小鍋に入れて水を足して


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ひたひた、ぐつぐつ…


そう!ポテチを使ったポテトポタージュにチャレンジです。

以前、南極基地の料理人の話の中にこんなネタがあったなぁと思っての実験。


しかし、ポテチをいくら煮てもふやけたポテチになってしまいなかなかポタージュになる気配がありません。



ということでフードプロセッサーを使ってポテチを細かくしてみました。


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うん、おおよそ良い感じ!
思った以上にドロっとしていたので水を足した後にコンソメと塩コショウで味を整えてみました。


友達が泊まりに来ていたので、味見をしてもらったところ


「うん、普通にポテチの味がする。でもポタージュだ。」

とのこと。
乾燥バジルを足してみて自分も味わってみましたが、ポテチ味はしますが確かにポテトポタージュです!
今回は水でしたが、もしかしてミルクで伸ばしたらもっとコクのあるものが出来たのかも…。

いやいや、少しだけニンニクを足して風味を…

うん、今後も試行し甲斐のある意外と面白い感じになりました。


ポテチが余ることはそうそうないかと思いますが、気が向いたら試してみて下さい。


そして、今度はちゃんとじゃがいもからポテトポタージュを作ってみよう!
posted by Syan at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 料理

雪だっ!

あれ?新年初のブログになるのかな…

今更ですが…明けましておめでとうございます!
本年もこんな気ままなブログですがお付き合いよろしくお願い致します。


と、1月も半分過ぎた所でやっとブログ更新に取りかかれたという。

(1月)行く

(2月)逃げる

(3月)去る

とはよく言ったもの。


あれ?年明けた?

と思ってからくしゃみをしている間にもう半分行ってしまいました。

これからは1日1日を更に大事に過ごさないとなぁ…。


さて、1発目のブログですが7年ぶりという大雪が降ったのでそのネタで。

朝は雨だった天気が帰宅時にはまともに歩けない程の積雪は自分の人生でもそう数のない経験でした。

電車が遅延する以外はそんなに影響のなかった雪ですが、イベントの最中にも心の中で一番心配していた事。


そう、畑のハウスは大丈夫でしょうか!!
友人達から畑の状況を気遣って頂くメールを貰ったりしましたが、夜の間はとても見に行ける状況ではなかったので朝まで待って見に行きました。

  




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庭先の温室は夜のうちから確認出来ておりましたが、アーチがかなりしっかりしている作りですので、案の定無事でした。


朝になって市民農園へ行ってみると


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一面の雪景色!
うちのハウスもすっぽりと雪に覆われておりましたが、せっせと雪下ろしをします。


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見ての通り、アーチは無事!
少しビニールが沈んでおりましたが、中の野菜たちには何ら影響ありません!


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霜対策に寒冷紗という不織布を掛けておいたのが功を奏して、春から活躍予定のスナップエンドウ達は無事です!


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今、畑のエースであるほうれん草もバッチリ!
寒さに磨かれて葉も根も肉厚で美味しそうに育っております。


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雪下ろしあとに、ちょっと食欲がそそられたのでほうれん草をちょこっと収穫!


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自家製ベーコンと合わせてほうれん草のソテーにしてお昼を頂きました♪

普段はバターを入れてコクを出したりしますが、自家製ベーコンは溶けだした脂自体に旨味とコクがあるためちょっと、甘くて上手いほうれん草にちょっと塩コショウを合わせるだけで十分に強力なメインディッシュとなります。



さて、食事も終わって今度は家の周りの雪かき雪かき。


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昨晩はこんなだった通路は


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太陽さんの力もありますが、バッチリ通路確保!

スコップがなかったので、以前切り出したベニア板の端材を使いましたが、これの使い勝手がよくかなり作業が捗りました。

調子にのって、庭先や2Fへの階段、共用通路、駐車場などあちこちの除雪をして汗を流します。

最近は市民農園でクワを振る機会が少ないため、肉体労働に飢えているみたいです(・´з`・)


そんなこんなで作業をしていたら、Twitterなどでお馴染みの103号室のおばあちゃんに作業のお礼とお裾分けのお返しということで、お餅を頂きました。

ちょうど撮り溜めていたアメトークの「餅芸人」に影響されたこともあり、小豆からぜんざいを作って遅めのおやつタイム!


美味か〜(´∀`)


子供の頃は小豆のつぶつぶ感が嫌いでしたが、今となっては甘みは薄めで豆々しているぜんざいが好みとなってしまいました。

ちょっと塩加減を間違えましたがそれもまた一興。


と、久々の半オフだったので、久々の大雪を感じつつも悠々自適な半日を過ごしました。



さて、最近はSNSばかりでしたがブログも出来るだけ頻繁に更新をして行かないとです。

もっと手軽に記事も投稿しないとなぁ。



posted by Syan at 23:41| Comment(1) | TrackBack(0) | 家庭菜園

2012年12月28日

バルーン教室

先週の18日に行われたバルーン教室では、クリスマス前だというのに早くもお正月の作品が色々とお目見えして、クリスマスとお正月の混ざり合う、商業施設の倉庫の様な教室となりました。


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生徒さんの希望でなんとなく作ったミッキ◯だるま
作りやすいようにシンプルなレシピになっているので、顔を書くほうが難易度高くなっております。


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来年の干支に向けて、通常のヘビとテイストをかえた神聖系ヘビ
「くるくる」技法の応用で内部から引っ張っているので自由な巻き具合に調整出来ます。


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こちらは1本(+α)で作るミニバージョン


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バルーンプレゼントにも使える実戦向きのワンバルーン。
お正月飾りとして売られている小さな置物をイメージして見ました。


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1年ぶりのお目見えのガチ鏡餅

餅の部分はラウンドをひねっているのでかなり長持ちするのに対して、ミカンを260で作るとしぼむ速度に差が出てしまいます。


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その解決としてハンズなどで売っている小さな丸い発泡スチロールの玉をギューっと潰してからオレンジに入れると
長持ちする、尚且つ発泡スチロールの潰れたシワがミカンのボツボツを表現して凄くリアルになったりします。

ちなみに…その丸い玉はバルーンフィギアの製作依頼が来た際には目や鼻など、キーとなるけどしぼみやすいパーツの中に入れておくことでしぼみを防ぎ長く持たせたい時にも使用します。
本体は2枚重ねやケープスプレーで長持ちしますが、小さなパーツは忘れられやすいですからね><



さて、1年の締めくくりとしてカメラを整理していたら今年作った色んな作品が収まっていたので、ついでに公開


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プリキュアのマスコットキャラクター「キャンディ」
レーズンナット(バルーンの技法)を使っていますが、練習の甲斐あって3分ほどで作ることが出来ます。
本来難しい技法も、修練を重ねて精度と速度を上げることにより、ツイストバルーンだけで作るのと速度はそれほど変わらずクオリティが各段に上ゲルことも出来るので、最近はラウンドも多用するようになりますた。ラウンドの方が空気が抜けにくく長持ちすることも大きな要素です。


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中レベルバージョンの仮面ライダーウィザード。
略式ですと3分ほどで作ることができますが、こちらのタイプは7,8分ほどだと思います。
ツイスターを悩ます顔の模様はリアリティよりも作りやすさを考えて楽に出来るレシピを採用しております。クオリティも今まで一度も修正を受けたことはないのできっと問題ないレベルだと思います。


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ダッフィー
よくよくリクエスト受ける割に、結構苦手意識が強かったのでまじめに作り方開発して練習してみました。
「顔の模様がミッキーなのー」「足の裏の模様がー」

そんなの知りません(゚Д゚)クワッ!
時間をかければ一層似せることは出来ますが、実践で作れるレベルじゃないと意味がないんです!
とクオリティに関しては逃げておきます。


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中レベルバージョンのバズさん。
645Qのクリアの中に160Q製の頭を入れてレーズンナットで止めるという荒業を使っていますが、体はカラーリングが特徴的なので、イラストをなぞれば大体似せて作れます。

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簡易バージョンだとこんな感じになりますが、それでもパーツとカラー数が多いのでどうしても時間がかかってしまうのが難点…。3〜5分くらいで作れるようにちゃんと時間をとってレシピ練って練習してみます><


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パチンコ店のイベントで急遽作ったマリンちゃん。
時間がなかったので二頭身という手抜きっぷりと、目の書き込みが全てです。


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消防庁のイベント際に作ったマスコットキャラクター。
体はほとんどアンパンマンの流用ですが、頭が特徴的なので気になりません(・´з`・)


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ツイスターさんならご存知の大阪のQちゃん。
顔の似顔絵は大体覚えたので、本人がいないところでも度々作っては突然のゲストとして写真に映ることが多いです。


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ソラカラちゃんとスイカツリー。
頭の形が期せずしてポケモンのジラーチと全く同じ作り方だったりします。
むしろスイカツリーの方が技術難易度的には高い気も…。


などなど、カメラに収められていない作品も山ほどありますが、風船の森に載せる程ではない練度の気ままに作ってみた埋もれた作品も数多く生み出して来たなぁとシミジミ1年を振り返ります。

今年はラーメン博物館のミニショーなどで「名前さえ分かればどんなものでも5分以内に作ることが出来ます。」と口上を入れたことにより、無茶振りが急増。
自分の首をしめつつも、ストリートをやっていた3年前と同じくらいにレパートリーとレシピの幅が広がった様に思います。最近はショーの練習ばっかりでバルーンの技術が落ちていることを感じていたので、ある程度自分を追い込んで練習環境を作ることも大事だなぁと思います。

来年はもう少し作ったものを写真に収めるクセをつけよう、そして風船の森ももう少し更新出来るように頑張ろう><







posted by Syan at 11:51| Comment(7) | TrackBack(0) | バルーン

あしかがフラワーパーク

先日、お仕事で呼んで頂いた栃木県の「あしかがフラワーパーク」


イルミネーションが綺麗だとの事でしたが、本当に感動するほど素敵なイルミネーションだったのでご紹介致します。

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・・・・・・。

伝わらなーい!!!
関係者の方をがっかりさせてしまうくらい、絶望的な写真の数々。

本当に!本当に見たこと無いほど素敵なイルミネーションの数々だったんです!
恐らく実物はこの600倍は綺麗です。


「LED数日本一!」
「世界最大級!」

などと謳っているところもありますし、仕事柄あちこちのイルミネーションを拝見しておりますが、あしかがフラワーパークはレベルが違いました。

今まで見たことあるものは、街路樹や地面一面にベタ塗りの如くLEDを配していたり、とりあえず広範囲を埋め尽していたものがほとんどでしたが、こちらでは木の種類に合わせて配置や色、周囲との調和を考慮して装飾していたり、高低差と広さのある会場を見事に活用して周りごたえのある会場となっておりました。仕事の都合上短時間で周ることしか出来ませんでしたが、ゆっくり来た場合はレストハウスで暖を取りながら2時間ほど散策を楽しめた様に思います。

一面ベタ塗りのイルミネーションでは突如銀河の中へ放り込まれた様な印象を受けますが、あしかがフラワーパークはLEDの明と夜の暗を芸術的に用いているので銀河から銀河へ、惑星から惑星へ旅をするような壮大な印象を受けました。

担当者さんに色々お伺いしたら、

「ここのイルミネーションは配色に特に意識をしており、もとのLEDを半年以上掛けて個別に色付けして独自の色合いを生み出しているんです。植わっている木々の特性に合わせた装飾をしているので、植物の数だけ組み合わせがあるようなものです。」

とのことでした。
イルミネーションの全国ランキングでは長崎のハウステンボスと常に1,2位を争う評価を得ており、町並みを活かしたあちらに対して自然を活かした対となる存在だそうです。
クリスマスイルミネーション特集などでは栃木県という距離の問題からどうしてもランキングから離れてしまいますが、ここは是非とも足を伸ばしてでもご覧いただきたい、それほど価値のあるものだと思います。

私もいつか「イイヒト」が出来たら、改めてお客さんとしてゆっくりと周りたいです(´∀`*)



さて、なんだか3流のレポートみたいになってしまいましたが、ここに伺った目的はバルーンショー。

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新作の妖精女王「ティターニア」を披露してきました。

また別の記事でご紹介しますが、実はティターニアはこのあしかがフラワーパークへ間に合わせるためにスケジューリングした新作で、ショーの練度はイマイチでしたが花の都にて見事その羽をはばたかせ空へと舞い上がりました。

お正月期間中はしばらく封印ですが、暫くの間はティターニア強化月間ですので、色々な場所で披露したいと思います。


さて、テイストの違う記事となってしまいましたがたまにはこんなのもありですかね。


改めまして、是非ともみなさん一度あしかがフラワーパークのイルミネーションを見に行ってみて下さい!
posted by Syan at 11:04| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事

2012年12月11日

グランベリーモール

DSC_0075.jpg今日はクランベリーモールパフォーマーの交流会で南町田へ来ております。

中華料理店で交流食事会です!
posted by Syan at 19:18| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2012年12月10日

燻製記その2

その1から


さて、風乾を越えたこれからが燻製の醍醐味。
熱を使った行程になります!

風乾で表面が乾燥しても肉はまだ水分を多く含んでいるらしく、それでは煙が中間で浸透しにくいとのこと。

そこで次の行程が「温乾」です。


熱源を使って肉を温め水分を飛ばす行程。


肉の数があまりにも多いので、庭先で電熱線コンロを使って、
屋内でコンロを使っての作業です。

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一見肉を炙っているように見えますが、熱量が大したこと無いため50℃くらいにキープしています。電熱線コンロは熱の管理がやりやすくて助かります。


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大きな鍋を使ってのガスコンロ。



が、ここで問題発生!



別の料理の準備や仕込みをしていた所、電熱線コンロ組も、ガスコンロ組もどちらも温度が上がりすぎてしまったみたいで…


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完全に50℃を越えて、乾燥という行程から調理という行程に自動移行しており、もはやただの焼き豚に('A`)

しかも滴る脂で電熱線コンロの方は焦げ臭い煙がモクモクと立ち上がっていました。



これはまずい!ということですぐに取り入れて脂を拭き取り、急遽燻製をすることに。


しかーし!


温乾の段階でわたくし、ちょっと気づいておりました。




肉の量に対して燻製器が小さすぎる!



2kgほどの肉の内、おそらく半分も燻製器に入らないっぽい。しかし2回に分けて作るには時間が足りなすぎる…。


急遽深夜までやっていたスーパーを訪ねて大きめのダンボールを2つほど頂いて来ました。


DSC01796.jpgなんとなくの知識は得ていたので、その場でダンボールを組み上げて自家製燻製器完成!


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電熱線コンロでの経験を踏まえて、熱源は脂の落ちてこない場所へ張り出しを作りそこへ。


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脂は落ちてこないけど、煙は全部上に上がる様になっています。


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中にバルーンで使う資材のアルミ棒を貫通させて肉掛けの出来上がり!


ステンレスの燻製器では場所が決まっていますが、ダンボールであれば自由にどこにでも穴を空けて場所を決めることが出来るのがメリットです。


僅か5分ほどで作ったダンボール製燻製器でしたが、とりあえずは燻製を開始することに。


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肉を下げます。
ちょっと焦げているのが温乾ならぬ、バーベキューしちゃった結果です><


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広々とした空間で2kgの肉もすっぽり!
ダンボール燻製器、実は凄く使えるっぽいです!




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今回は初心者でもあるので、おすすめで無難な桜チップを使います。
電熱線コンロの上にある更に乗せて、肉への照りだしの為の三温糖(本当はザラメが良いらしいです)を乗せて、スイッチオン!


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600Wの強火で熱してから、煙が出てきたら300Wに下げて安定させます。


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温度も諸説ありましたが、大体70〜80℃位をキープ。


途中で目を離していたらチップが燃え尽きて100℃近くまで温度が上昇していたり、ちょっと火傷したり色々とありましたが、たっぷり4時間燻製!


出来上がりがこちらです!



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すげー!
男の、いや、人類のロマンそのものではなかろうか!

色々と心配な所もありましたが、綺麗に色づいて燻製らしくなっていました!


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ああ…もう、かぶりつきたい(゚д゚)


と、ここで食べたいところですが燻製後すぐは大分スモーキーな感じが残っているので、唾を飲んでラップして冷蔵庫で1日弱追熟…。


の間に、ゆで卵とチーズも乾燥させて、燻玉と燻製チーズを作ります。
写真はないですが、燻製手羽元や、燻製ソーセージと、燻製尽くし!


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卵は半熟で作っているため、またチーズは溶けてしまうためにこちらはあまり温度を上げず40〜50℃くらいで1時間ほど燻製。ほぼ香り付けの様な感じです。

ソーセージや手羽元は熱を通してそのまま食べれるようにするため120℃程での熱燻という行程。

素材や狙いによって温度の調整をするのは面白いですね^^




さて、なぜ突然燻製を作り始めたかというと、実は自宅にパフォーマーが集まり去年、今年漬けた
「果実酒を楽しむ会」
というのを企画していたからです。

果実酒と手料理を…とのことでしたが、せっかくなので興味のあった燻製にもチャレンジしてみようと思ったのでした。



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いただきもののシャンパンのおつまみに燻製チーズ。


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燻玉は秘伝の方法で黄身はとろりの極上の仕上がり。
十数個作ってしまって、多いかなぁと思っていましたが、あっという間に無くなってしまうほどの人気を得ておりました。


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元シェフをしていたパフォーマーさんのお手製パスタ♪



ちなみに…メインの果実酒は去年と今年のを合わせて
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「あんたバカー?」
↑褒め言葉です。ありがとうございます!


果実酒も燻製も好評で、時に真剣に時にふざけた会話も楽しく、とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。ほぼ寝ずに作った燻製でしたが、眠気も体の疲れも吹っ飛ぶ程の満足。寝るだけ、休むだけが休息じゃぁ無いんです^^


メンバーの都合の合う日がたまたまこの日だったのですが、自分にとっては特別な意味を持つ日だったので、そんな日をこんな風に過ごせたのは本当に嬉しく、ありがたいことでした。



さて、今回の燻製記はこれで終了ですが、これはあくまで序章に過ぎません。
これからも合間を見つけてはドンドンとチャレンジしていきたいと画策しております^^
posted by Syan at 13:48| Comment(1) | TrackBack(0) | 趣味

燻製記その1

さて、事の発端は半月ほど前。


先輩芸人さんのTwitterで上げられた写真の数々。

「『銀の匙』を見て影響受けて燻製やってみました。」


美味しそうな燻製の写真!ベーコン、チーズ、ソーセージ!

こりゃあ、やるしか無い!

ということで勝手に盛り上がって僕も燻製にチャレンジしてみました。




色々と文献やサイトを調べてみて分かったこと。

あまりにも沢山の方法や理論がありすぎる!

決して方程式や攻略法があるわけじゃなくて、それぞれの理念にそれぞれの価値観や好みを合わせて自由の楽しむ。

それが燻製だということ。



要は、外さないポイントさえ抑えておけば、やり方は適当でも何とかなるらしい…。



適当…。

大得意ですぜ!


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まず肉を用意。

買いすぎだ(・ω<)テヘペロ

安い肉でも大丈夫ということで、業務用スーパーを中心に豚バラを購入。
他にも実験ということで肩ロースとヒレも別途購入。

なんでこんなに大量買ったかというと、いろんなスパイスや燻製方法、部位による味の違いなど色々とデーターを揃えたかったこと。
あとは勢い付いちゃってついつい…(・ω<)テヘペロ


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まず肉をしっかりと流水で洗い、余分な筋や脂肪を落としておきます。


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キッチンペーパーでしっかり拭きとったら…


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竹串やフォークで、塩やスパイスを揉み込むための穴をあけます。
大きめのフォークを両手に持って「アータタタタタタ!」というノリで穴を開けると結構すぐに完了します。
「お前はもう死んでいる」(肉ですから当然)


次に塩の用意です。

サイトにもよりますが、どこでも大体が
・岩塩
・海の塩(粗塩など)

がおすすめとのこと。ただの食塩では味気ないものになるとか…。

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分かりやすく岩塩購入。
肉に対する%で塩の量も決まります。
このあたりも文献により若干ばらつきがあるのですが、味付け以外に防腐作用などの効果もあるので心配なら多めの方を、慣れているなら少なめの量を参考にすると良いと思います。



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中に三温糖を入れます。
これが意外とコツなのだとか…。


ここからは塩を分けてスパイス毎に
漬け塩を作っていきます。
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まずはシンプルイズベスト。ブラックペッパーのみ。



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次にシナモン、セージ、ナツメグ、ガーリックパウダー。
もっと色んなスパイスもあるそうですが、とりあえずはお勧めのこのあたりを。
このうち、シナモンパウダー以外は元々うちのキッチンのスパイスコーナーに置いてあったのが自炊派ならでは。(シナモンはスティックならあるのです)


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ローレルを砕いて肉にまぶしたら空気をしっかり抜いてジップロックへ入れます。

これで完了!冷蔵庫へインします。


あとは毎日1回ほど肉を上下ひっくり返します。


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数日おいたら、肉が美味しそうなアメ色に。まるで生ハムです(∩´∀`)∩

熟成期間も資料により
4日〜1ヶ月
という、もう期間とか関係なくない?というレベルでの開きがあります。この辺りは完全の好みでしょうが、今回は燻製ベーコンを出したい日が決まっていたのでその日からの逆算での熟成となりました。
おおよそ5日程。浅い方…だと思います。



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熟成が終わったら塩抜きをします。
これが味を決める一番の行程らしいです。

肉を重ならないように桶に入れたら、流水で数時間塩を抜きます。
2時間〜という目安がありますが、とりあえずは

・肉を切り分けてみて「ちょっと薄味かな?」と思うくらいまで塩を抜く

という目安が一番多かったように思います。
この行程は先輩芸人さんから、
「思った以上に塩辛くなるからしっかり抜いておいたほうがイイ」
とのアドバイスを頂き、4時間くらい流水で塩抜きをしておきました。

結果からするとこれでもちょっと塩っぽいくらいでしたが、好みによっては全然バッチリという感じだったので、目安は4〜6時間くらいなのかな?
熟成の期間と、同時に抜く肉の数も関係すると思うので、あくまで目安程度に。
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味見


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流水で塩抜きした後は、キッチンペーパーなどでしっかりと水気を拭きとって、風乾ー風で乾燥をさせて水分を飛ばします。

これも頂いたアドバイスから干物用ネットを利用したので、余計なゴミや裏返しなど気にせず出来ました^^


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念のため下にはサーキュレーターを置いて風乾を促進させます。


ホントは数時間で良いみたいですが、仕事の関係で6時間ほど乾燥。


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塩抜きで白くパサパサした感じになっていたお肉は表面が少し張ったアメ色のお肉へ戻りました。



燻製記その2へ続く…






posted by Syan at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味

落花生収穫

春先に、市民農園の隣の区画のおばちゃんから頂いた落花生の種。


「ゆで落花生にするとうんめーから、ニイちゃんも植えてみ。」



半分押し切られるように植えてから半年。
ほぼ放置で育てておりましたそんな落花生が先日収穫の日を迎えました。


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本来は植えてからの日数とか、葉の先が黄色くなり始めてからとか収穫時期の目安があるらしいのですが、しばらく忙しい日々が続いていたため適期は完全に逃してしまっていると思います。
現に、種を下さったおばちゃんの畑からは結構前に落花生の姿が消えていました。


それでもきっと大丈夫!だって生命の詰まった種子なんだから!


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畑用の作業服に着替えてメンテを付けておいやっ!



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おおおお!!!!
ばっちりと落花生!

落花生がなっております。
以前のブログでも紹介したように、落花生は芋の様に根に生えるものではなくて、樹上で咲いた花が受粉するとつるを伸ばすようにして地面に潜りその先に実をならすのです。

なので、根を引いても土にあまり残らず一気に全部引き抜ける感じです。


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5株ほどあった落花生は全部引いてこんな感じ。次は実をつるから外す作業です。


プチッ


プチッ


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リズミカルに次々と落花生を外していきます。
収穫時期が遅れたせいか、写真の様に割れてしまっていたり、黒ずんだり虫にやられてるものが結構あったのが残念です。
この様なものは畑に置いていきます><


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量が分かりにくいのですが、おおよそ2kgほど。市販されている乾燥落花生と違い、実に水分が多く含まれているので、結構とズッシリした重さを感じます。


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帰宅して早速洗浄。


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そして日陰干し。


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2〜3日乾かしてからの取り入れ。


いつの間にか完全な落花生になっておりました。


早速十数粒を茹でて頂いてみると


んマーイ!


たまに居酒屋などでゆで落花生を頂くことはありますが、
それらより形は悪くても、味が濃くジューシーで(?)、落花生を食べている感じではありません。(残念ながら写真はありませんが…)

そして、近所へ少しずつおすそ分け。
市販品を買ったら大した金額でもないですが、自家製の採れたてというのはお金に変えられない価値があると思います。

多忙な日々の中で、たまの休日。
そんな日に育てた野菜で充実のひととき。

土も野菜もストレスや疲れを吸収する効果があるのかな?
さて、これで気合い入れ直して12月を乗り切っていこう!




posted by Syan at 12:03| Comment(1) | TrackBack(0) | 家庭菜園