2013年03月25日

球の歴史

少し前にフォルダの整理していたら出てきた一枚の写真。

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実はこれが僕のバルーンショーのクライマックスを飾る
「球体変形(トランスボール)」
のデビュー時の写真なのです。

あ、トランスボールという名前はいま適当に付けました(´・ω・`)
普段は「玉」とか「球体」とか「アレ」とか適当に呼んでいます。


玉のデビュー時の日時は

2009年10月12日

IKSPIARIの秋のフェスティバルというイベントに参加させてもらった時のことです。

今でこそIKSPIARI出演パフォーマーとして通うようになりましたが、当時はプロ転向後1年ばかり。まだまともなパフォーマンスショーも出来無い頃でした。

この時のご依頼はハロウィンイベントの一貫だったので、ドラキュラの格好をしてロービングしながらバルーンをプレゼントするという企画でした。
当然ショーの出演もありません。

ただ、一番最後にショーやプレゼント、教室等全てのパフォーマーが一同に会する機会がありその中で3分ほどの持ち時間でアピールタイムがあるとのことでした。

当時プロに転向したとはいえ、活動自体はほぼアマチュア自分にとって、IKSPIARIは上がったことのない大舞台であり、フェスティバルには静岡大道芸で何度も見たことのあったデイビッド・ラムゼイさんやペッピ・ザ・クラウンさんも参加されていた本当に凄い機会でした。

せっかく声を掛けて下さったイベント会社さんにも何か見せたいというところから何週間もずーっと3分に何をするか考え続けました。

色々と案を出したり、試作をしてみたけども満足の行くものが出来上がらない。
そもそもパフォーマンス自体をほぼやったことがない時期だったのでショーの作り方が分からない。
グルグルと頭の中を何度も巡った後に出た答えが

「自分の好きなことをやろう!」

でした。
誰かにアピールするとか、良く見て貰いたいとかじゃなくて好きなことをやる。考えるのに疲れただけかも知れませんが、自分の一番シンプルなところにまとまりました。

そこで思いついたのがこれ。

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その年のツイスターズというバルーンの大会でやったコスチューム部門でのトランスフォーマーでした。
丁度その時にトランスフォーマーが公開されていたというのもありますが、作って来たものを着るだけのコンテストにつまらなさを感じていた自分は子供の頃遊んでいたトランスフォーマーのおもちゃで一番楽しかった変形を表現してみようとトラックからコンボイへの変形をやってみたのです。結果はもちろん受賞出来ませんでしたが、自分でめちゃめちゃ楽しかったのとお客さん達が「一番おもしろかったよ!」「やっぱり変形は燃えるわ!」
と言ってくださったのが心に残っていました。

その時に冗談で受け答えていたのが「変形、変身は男のロマンですよ!」
というものだったのですが、男のロマンまで行かずとも自分がやっぱり子供の頃から好きだったりしたのです。


話は戻って、IKSPIARIのフェスティバル。
前述のとおりハロウィンイベントの一環でもあったのでそれを活かして、
尚且つ変形させて観客の度肝を抜く。

そして変形するなら出来るだけ緻密で大きなもの…。

そして考えついたのが


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ちょっと見えにくいですがハロウィンかぼちゃが大きな鳥に変わると言うものでした。

翼は小さく丸めたり折りたたんだりすることができるけども、開くと大きく広がり作品に大きさを生み出す。

そこから生まれたのが翼を大きく活かした形状の「鳳凰」でした。
ちなみに和装の最初もこの時でした。周りは外国人パフォーマーさんばかりと聞いていたので思い切り目立つために和装っぽいので行きました(笑)

今でもハロウィンシーズンにはたまにやったりするのですが、あれはスペシャル版ではなくすべての原点だったりします。

さて、IKSPIARIでのイベントは思った以上の好感度を頂き、無事終了しました。
終わった後ペッピさんが握手を求めに来て下さったり、ラムゼイさんが「あんな凄いの初めて見たよ!」と言って下さったのが本当に心に残っていて、未だに昨日の事の様に思い返せます。


このIKSPIARIでの鳳凰には確か一晩掛けて作ったためとても製作の難しいものとして、苦手意識を持っていてその後ショーをやるようになってもずっと封印しておりました。

その後これが陽の目を見たのは

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モザイク大道芸フェスティバルでの準グランプリ受賞でしょうか。
初出場にも関わらずの準グランプリ。当時からお世話になっていたCHIKIさんからのアドバイスのいくつかは未だに自分のショーの基本として一番の芯になっています。

そして、当時使っていた目玉のオヤジや、スティッチなどのネタは何度も改良やコンセプトチェンジを経ても未だに現役として使われております。
(ちなみに初めてトランス状態になったのもこの時でした)


その後も
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「鳳凰って朱雀とか不死鳥とかフェニックスとか火の鳥とか色々呼ばれるし分かりにくいよね…」
ということで生まれたドラゴンや

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「あ、翼あるならペガサスいけるべ」
と生まれたペガサス
(この作品は一時期Spicaというコラボチームへ貸出ししてたので封印してました)


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お正月なら許されるかな…とアレンジのツル



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ペガサスと同時期に生まれた翼シリーズの「シルフ(風の妖精)」の改良版のティターニア
(この作品はにぢゅうまる企画のまるゆんさんにアイディアを沢山頂いております)

あとは未だに封印中のグリフォンや、限定物の白龍&黒龍(ドラゴンではなく)、雪だるまから出てくるスノードラゴンや、モンハンのリオレウスなど、カラーリングも合わせると実に十数種類のバージョンが生まれております。

ネタ帳にはあと十種類ほどメモをしてありますが、使いどころが難しいためいつ頃から陽の目を見ることになるのかは分かりません。(ヤマタノオロチとかハーピーとかガルーダとか…)

上記の作品は突然思い浮かんだ訳ではなくて、2010のさっぽろ雪まつりに行った時にすすきのの氷彫刻エリアで見た作品の立体彫刻の素晴らしさと、出展作品や受賞作品がどれもファンタジー系だった事に感化されてそれをバルーン化しようと思いいろいろ試してみた結果です。

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今明かされる、究極のネタバレ!
ハクトウワシネタは「なんか曲ピタでバシっと決めれるかっこいい作品ないかなぁ…。あ、雪まつりの時の写真見るべ」
で生まれたネタだったりします。




ネタバレついでに一番の鉄板であるドラゴンが青い理由は

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ツイスターズ2009でチーム製作したドラゴンが青だったのでそのイメージをずっと持っているということと、黒の次は青が好きと以前は言っていた事、

そして当時テレビ放送されていた「爆丸」というアニメの中に赤いドラゴンが出てくるらしくショーで赤バージョンをやると「爆丸だ!爆丸だ!」と言われるのが嫌だったことがあります(笑)
少年達よ!言っておくが、お兄ちゃんはそんなの知らないからな!どっちかというとこっちの方が早かったからな!( ー`дー´)キリッ



と、まぁ、一枚の写真からよくぞここまで広げたものだと思いますが、個人レベルで話してきていた作品の由来や、元ネタなんかもまとめてみるのもたまには良いのかなぁと思います。

少しでも、今パフォーマーを目指している人や悩んでいる人の参考になったら嬉しいです。

次はマスクの由来や、歴史なんかをまとめてみるのもいいかなぁ^^

posted by Syan at 23:25| Comment(1) | TrackBack(0) | バルーン

2012年12月28日

バルーン教室

先週の18日に行われたバルーン教室では、クリスマス前だというのに早くもお正月の作品が色々とお目見えして、クリスマスとお正月の混ざり合う、商業施設の倉庫の様な教室となりました。


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生徒さんの希望でなんとなく作ったミッキ◯だるま
作りやすいようにシンプルなレシピになっているので、顔を書くほうが難易度高くなっております。


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来年の干支に向けて、通常のヘビとテイストをかえた神聖系ヘビ
「くるくる」技法の応用で内部から引っ張っているので自由な巻き具合に調整出来ます。


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こちらは1本(+α)で作るミニバージョン


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バルーンプレゼントにも使える実戦向きのワンバルーン。
お正月飾りとして売られている小さな置物をイメージして見ました。


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1年ぶりのお目見えのガチ鏡餅

餅の部分はラウンドをひねっているのでかなり長持ちするのに対して、ミカンを260で作るとしぼむ速度に差が出てしまいます。


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その解決としてハンズなどで売っている小さな丸い発泡スチロールの玉をギューっと潰してからオレンジに入れると
長持ちする、尚且つ発泡スチロールの潰れたシワがミカンのボツボツを表現して凄くリアルになったりします。

ちなみに…その丸い玉はバルーンフィギアの製作依頼が来た際には目や鼻など、キーとなるけどしぼみやすいパーツの中に入れておくことでしぼみを防ぎ長く持たせたい時にも使用します。
本体は2枚重ねやケープスプレーで長持ちしますが、小さなパーツは忘れられやすいですからね><



さて、1年の締めくくりとしてカメラを整理していたら今年作った色んな作品が収まっていたので、ついでに公開


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プリキュアのマスコットキャラクター「キャンディ」
レーズンナット(バルーンの技法)を使っていますが、練習の甲斐あって3分ほどで作ることが出来ます。
本来難しい技法も、修練を重ねて精度と速度を上げることにより、ツイストバルーンだけで作るのと速度はそれほど変わらずクオリティが各段に上ゲルことも出来るので、最近はラウンドも多用するようになりますた。ラウンドの方が空気が抜けにくく長持ちすることも大きな要素です。


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中レベルバージョンの仮面ライダーウィザード。
略式ですと3分ほどで作ることができますが、こちらのタイプは7,8分ほどだと思います。
ツイスターを悩ます顔の模様はリアリティよりも作りやすさを考えて楽に出来るレシピを採用しております。クオリティも今まで一度も修正を受けたことはないのできっと問題ないレベルだと思います。


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ダッフィー
よくよくリクエスト受ける割に、結構苦手意識が強かったのでまじめに作り方開発して練習してみました。
「顔の模様がミッキーなのー」「足の裏の模様がー」

そんなの知りません(゚Д゚)クワッ!
時間をかければ一層似せることは出来ますが、実践で作れるレベルじゃないと意味がないんです!
とクオリティに関しては逃げておきます。


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中レベルバージョンのバズさん。
645Qのクリアの中に160Q製の頭を入れてレーズンナットで止めるという荒業を使っていますが、体はカラーリングが特徴的なので、イラストをなぞれば大体似せて作れます。

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簡易バージョンだとこんな感じになりますが、それでもパーツとカラー数が多いのでどうしても時間がかかってしまうのが難点…。3〜5分くらいで作れるようにちゃんと時間をとってレシピ練って練習してみます><


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パチンコ店のイベントで急遽作ったマリンちゃん。
時間がなかったので二頭身という手抜きっぷりと、目の書き込みが全てです。


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消防庁のイベント際に作ったマスコットキャラクター。
体はほとんどアンパンマンの流用ですが、頭が特徴的なので気になりません(・´з`・)


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ツイスターさんならご存知の大阪のQちゃん。
顔の似顔絵は大体覚えたので、本人がいないところでも度々作っては突然のゲストとして写真に映ることが多いです。


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ソラカラちゃんとスイカツリー。
頭の形が期せずしてポケモンのジラーチと全く同じ作り方だったりします。
むしろスイカツリーの方が技術難易度的には高い気も…。


などなど、カメラに収められていない作品も山ほどありますが、風船の森に載せる程ではない練度の気ままに作ってみた埋もれた作品も数多く生み出して来たなぁとシミジミ1年を振り返ります。

今年はラーメン博物館のミニショーなどで「名前さえ分かればどんなものでも5分以内に作ることが出来ます。」と口上を入れたことにより、無茶振りが急増。
自分の首をしめつつも、ストリートをやっていた3年前と同じくらいにレパートリーとレシピの幅が広がった様に思います。最近はショーの練習ばっかりでバルーンの技術が落ちていることを感じていたので、ある程度自分を追い込んで練習環境を作ることも大事だなぁと思います。

来年はもう少し作ったものを写真に収めるクセをつけよう、そして風船の森ももう少し更新出来るように頑張ろう><







posted by Syan at 11:51| Comment(7) | TrackBack(0) | バルーン

2012年10月26日

燃え上がれ

萌え上が〜れ♪ 萌え上が〜れ♪ 


ロボット萌え。メカ萌えのSyan。


久々のガンダム作りです。



個人の方のご依頼だったのですが、ガンダム好きの方への誕生日サプライズプレゼントとしてとびきり大きいガンダムを贈りたいとのこと。

とびきり大きい…。

はい!やります!


2m超えとか作ってみたかったのですが、搬入や設置場所の制限から170前後を目指して作ってみます。


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ネットで拾った画像から一番気に入ったものをポスタープリントで拡大して、縮尺を計算しつつ各部位のサイズを正確に記録しておきます。

この時から我が家はサイド7に(ガンダムを作っていたコロニー名)

我が家がサイド7なら、さしずめ僕はテム・レイさん(ガンダムの設計主任、アムロの父親)



本来はただガンダムを作ったらよかったのですがそれでは面白くないのと、設置後に持ち帰りたいとの希望も頂いておりましたので、思い切って全身をバルーン2枚重ねで作ることにしました。

2枚重ねのメリットとしては
・しぼみにくい
・透明感がなくなりしっかりした色合いになる
・割れてしまっても1枚残るので保険になる
・がっしりと組み上がるので自律性や各パーツの安定度が増す

デメリットとしては
・時間がかかる(普通に作るのの2〜3倍の時間)
・疲れる
・コストが掛かる(材料2倍以上)
・精神負担が5倍くらい
・網目が荒くなる

デメリットも非常に多いのですが、そこはガンダムを作るというテンションの高さと、ご依頼主の方の驚いた顔を見たくて気合で乗り切ります。
この辺は男にしか分からないところだと思います。


普通であればベーシック編みでひたすら編むのですが、せっかくなのでディテールにもこだわることに。

まずは関節部位

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膝裏、脚部


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肩、腕部


脚部は自立させるために多少固めておりますが、構造的には全身可動のプラモデルに近く、基本的にはどんなポージングでも可能です。

まぁ、本来そんなこと必要ないんですが…。


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バックパック部

写真だと分かりにくい…。ベーシック編みだと制限がありますがスラスターやビームサーベルの差し込みなど出来る限りで再現

まぁ、本来そんなこと必要ないんですが…。



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ご依頼者の方のご希望は「シールドとビームサーベルを持たせて」とのことでしたが、せっかくなのでビームライフルは腰部に取り付けておきます。

シールドもサーベルもライフルも取り外し可能になっているのでその気になれば持ち替えたり別のポージングをさせることも出来ます。

まぁ、本来そんなこと必要ないんですが…。



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搬入後にご依頼者の方の確認をとって所属と型番を記入。

まぁ、本来そんなこと必要ないんですが…。



ちなみに納品先は新宿の歌舞伎町の先。うちから新宿までは電車で20分弱ということと、その後の予定を考えて、車は使わずに電車納品強行。
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凄く…大きいです…。
新宿の街中でこれ持って歩いていたら、
「あ、ガンダムだ!」
「あれガンダムじゃねー?」
「なんかロボットっぽい」
「うわぁ…(ヒキ)」

と なかなか楽しい反応でした。
僕はこういうの慣れてますが、ご依頼主の方は持ち帰るとき大丈夫だったのでしょうか…?



と、脱線してしまいましたが全体像はこんなかんじです。
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なぜかややドヤ顔。
単体の写真は撮るの忘れてしまいました…。
ちょいちょい悪いバランスや網目の粗さは目をつぶってください。
最初はめっちゃ丁寧にやってましたが、2枚重ねのコントロールは思ったよりも厳しかったのと途中から集中力が切れてしまい結構荒くなってしまいました。

顔は以前からテーマでしたが、試作を4回やったところで諦めてラウンド使用。
バランス的には及第点ギリギリですが、やっぱりツイストバルーンだけで作りたかったなぁというのは今後にも繋がる課題です…。



その後も色々と新宿や渋谷で買い物やら整体やらを済ませてやっと帰宅

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兵どもが夢の跡…。



2枚重ねで10時間。

流石に手の限界を越えて、眠気や疲れも合わさって体力的にはいっぱいいっぱいでしたが、楽しいことの後は気持ちがいいものです。
とりあえず片付けをしてゆっくり湯船に入って、ストレッチをして…

結局大阪遠征の準備で寝たの2時過ぎでしたが…。

ということで、久々のガンダム作り。
やっぱりロボ系作るのはワクワク感が段違いでした。

どなたかロボット系作るご依頼して下さらないかなぁ〜。チラッチラッ

posted by Syan at 23:42| Comment(2) | TrackBack(0) | バルーン

2012年10月16日

ライブツイスティング2012

久々のライブツイスティングのご依頼で、浜松へ行って来ました。

調べてみてビックリ(゚д゚)!

以前やったハロウィンのライブツイスティングは2年前だとのことです。
http://balloonsyan.sblo.jp/article/41524103.html


今回はその時にやった装飾デザインと「一緒でいいですよ〜」
との事だったので、大きくデザインは変えずにコンセプトだけ色々いじってみました。

コンセプトは、通常の装飾はラウンドバルーン(丸いバルーン)を組み合わせた無機質なものや、パターン化されたものが多いのですが、せっかくツイストバルーンのプロであるツイスターへ来た依頼なので、可愛く、既存のものと違う形にしてみようと思いました。

あと、今まで直立不動の装飾が多かったので敢えて座らせてみるという試みも。


11:00からスタートの15:00終了。
制限時間4時間での装飾イベントとなります。

ライブツイスティングとは、一般的には「公開制作」という認識だと思いますが、
僕の場合は、パフォーマンスと装飾とが組み合わさった「公開パフォーミング制作」と意訳しております。
4時間という制限時間の間はずっと来店されているお客様に製作過程が公開されています。
お客様を一切気にせずに制作に集中するのが職人の仕事だとしたら、4時間の間、見てくださってるお客様を楽しませ、ワクワクさせるのがパフォーマーの仕事です。

正直、普段のショーよりも何倍も精神的、肉体的に消耗するので数週間前くらいから不安と楽しみを感じておりました。



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11:00前の準備の段階です。
前日のうちに近くのホテルに篭って地味なところや、当日ではやることの出来無い繊細な所は仕込みをしてきておりました。



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11:00からスタートです!
まずはひと目につきやすいアーチを完成させます。

本来は「2〜3日持てばいいですよ」と言われていたこの装飾ですが、せっかく作るなら長持ちさせたい!
ということで、アーチに使うバルーンの中には「ハイフロート」というバルーンを長持ちさせる特殊剤が入っております。これで1週間くらいはあまり大きさに変化はありません。



DSC01645.jpg組立が中心なので30分ほどでアーチ完成。
この写真は一段落ついて、お客様へマイクパフォーマンス?をしているところです。


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続けてかぼちゃの制作。
作り方は簡単なのですが、645という大きいバルーンを使うために普通にひねるだけでも体力をかなり消耗します。


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かぼちゃを作りながら、少年ドラキュラを座らせます。
ドラキュラというと通常は、緑色の肌、怖い顔、黒い服というイメージですが、今回は敢えて可愛さ狙いということで、少年のドラキュラにしてみました。


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そして魔女も組み上げていきます。
魔女も怖い魔女ではなくて、可愛らしい女の子を作ります。


途中、簡単なパフォーマンスショーやお客様との遊びをしながら制作を続けていきます。
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この時、実は制作の計算違いで30分位のロスを生んでしまっていたのですが、お客さんが楽しむなら遊ばざるを得ません。


結局、30分のロスはかなり痛く追い込みを掛けましたが、15:10頃にやっと完成。少しだけ時間を押してしまいました><

その結果が

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こんな感じになりました。

普通の装飾と違って、オブジェの中心にお客さんが立って記念写真の撮影に使って頂く「フォトフレーム」という形の装飾となっております。



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正面から


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少年ドラキュラ
目は…実は3回ほど書くのを失敗してその都度、上書きした白い部分が広がって妙な顔になってしまいました…orz
少年ということで、座り方や腰の掛け方に少し子供っぽいというか、いらずらっぽい雰囲気で作ってみました。



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魔女子さん

モチーフを探していた時に見つけた、ドリル髪の女の子のイラストが可愛くておしゃれさんな魔女にしてみました。
こっちの目は一発で決まりましたが、髪型や衣裳にもっと時間を掛けたかったなぁと少し物足りなさを感じます。

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最初、胸元がやけにセクシーだったので急遽ピンクガイコツのアクセサリーで封印!
これが若い女の子達が「このガイコツちょ〜可愛くな〜い?」(意訳)と結構好評でした。

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ビバ絶対領域!
1つ言っておきますが、単にニーソックスが流行りとテレビで見たのと、可愛いかなぁと思って作ってみただけです。
Syanは足フェチでは無いです!断じて!多分!



今回やってみて思ったことは、2年前と制作技術は変わってないけども表現力はちょっと上がったのかなぁということです。
どうしてもステージショースタイルがメインになってしまうため、装飾やオブジェ制作はコンテストのお手伝いくらいになってしまうので、技術は落ちて行きがちです。

今回やってみてやっぱりたまに物を作らないと腕と感覚が鈍るなぁと実感しました。


やっぱりたまにはこういうのもやって行かないとですね!
ライブツイスティングのスタイルはまだまだ浸透していないと思いますし、この様な形で出来る方は少ないと思うので、このスタイル自体の提案ももっと進めていかないとです!


課題多し!










posted by Syan at 13:49| Comment(1) | TrackBack(0) | バルーン

2012年08月07日

JBANconvention16th

先日行われたJBANconvention16thへ出場してきました。

JBANのノンラウンド部門、ミディアム部門というクラスには4年連続こっそりと出場させてもらっております。

初出場の12thでは準優勝を頂きましたが、なんと今回は

優勝しました!

その作品がこちらです。

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タイトル「Fairy」
編み込み全盛期のこのご時世で一切の編み込みを使ってないというかなり挑戦的な作品です。


よく分からないって?
その時点でこの作品の仕掛けにハマっているんです。

普通の作品はパッと見てなにかすぐに分かるようなものが多いのですが、この作品は一見何の作品か分かりません。

しかし近くに寄ってみると

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手前の玉の中には妖精さんが。

それだけじゃなく
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他の玉の中にも楽しく語り合う妖精や、夢の中へ誘われている妖精さん達が入っているのです。


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玉の中を眺める妖精

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上から見下ろす妖精


一見何か分からない作品でしたが、近づいてみるとそれぞれの妖精の動きから、見る人によって違うストーリーや世界観を想像する、作品が目の前の「形」を越えた作品になっているのです。

ちなみにこの妖精は僕の担当なんです(ふふん♪
当初からここまで思わせぶりな姿や形にするつもりはなく、作っている中で結果的にこうなったというのがある意味凄いというか、行き当たりばったりというか…。


この作品は昔からコンテストなどで一緒にチームを組むことが多い、山形のBalloonSHOP pukapukaのカオリンさんという方のデザインやコンセプトから作り上げています。


JBANの1,2年目の下記作品は自分のやりたいことや作りたい作品イメージがあったのでデザインや構図からやらせてもらっておりましたが、2年目の挫折から最近は自分自身ではデザインや仕切りはせずにお手伝いに徹しています。
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パフォーマンスもそうですが、基本的には自分の表現や感性と向き合うことの多い職種ですが、こうやって他の人のイメージに触れさせてもらうと、自分にはない表現や感性に凄く良い影響を受けさせてもらっています。


この日までもイベント続きでクタクタでしたが、ミディアム部門が終わったあとには

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これの羽の部分を手伝わせてもらったり、

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ラージ部門のこの作品の

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蝶やてんとう虫など、細かい作品を手伝わせてもらったり、ほぼ2日ずっとひねり続けることとなりました。

こうやって並べてみると妖精も含めて、相変わらず細かい作品が多いなぁと…。

長所でもあるけど、全体観に立った作品が苦手だったり適度に手を抜くことが出来ないのは欠点だなと思います。


そんなこんなで久々にバルーンアーティストとして活動した二日間でしたが、先日の七夕装飾と同じく、やっぱりたまにはこういうことやらないと腕が訛っちゃうなぁとしみじみ思います。

今回のミディアム部門での優勝はとても嬉しく、貴重で大変嬉しい受賞となりました。

チームメンバーとして一緒にやらせてもらったカオリンさん、大吾くん、MIHARUちゃん、お疲れ様でした!
posted by Syan at 06:14| Comment(2) | TrackBack(0) | バルーン

2012年03月07日

3/6バルーン教室

さて、久々のバルーン教室報告
参加者で一緒のものを作るのではなく、参加者が求めるものであれば初級から、上級からパフォーマンスからオブジェからなんでも教えるというこの教室。


前回はドレスやらフィギアやら色々と散らばっておりましたが、今回は

・ミッキー
・クマ(まーちさん風)
・皇帝ペンギン
・簡易版皇帝ペンギン
・どせいさん

などなどフィギアを中心に。
でも参加者それぞれが作りたいものを学んで行かれました。

とくに皇帝ペンギンは構造体の勉強にもなるのでみなさん熱心。レシピをそのまま追うと見逃してしまうバルーンの構造理論や、アレンジ方法などなど良いキッカケになったかと思います。

来週の火曜日もバルーン教室風船の森in埼玉開催しております。
先着5名様ですのでお申し込みお忘れなくよろしくお願いいたします。
posted by Syan at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | バルーン

2012年02月24日

装飾色々

ここ数日間は色々とあり、大変ドタバタ忙しい日々を送っておりました。

主に普段やらない装飾等をやったのが原因なのですが…。

ということでたまにはバルーンネタも。

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東急渋谷本店の双裳会という新春の服飾イベントでのプチオブジェ。
メインはショーでしたが、会のイメージ「新春萌えゆく植物」をバルーンで表現してみました。
ラウンドを使ったコラムやアーチはパパっと出来ますが、こういうランダムかつセンスの必要なものはやっぱり苦手です…。何より時間が無くて描いたところまでやれなかったのが一番つらいです…。



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テレビの収録のお仕事があったのでそこでの小道具色々

上のバルーン弁当セットはお手伝いに来てくれていたカオリンさんと作りました。
他にも色々と作りましたが、これが一番楽しかったです(笑)

下の桜は横浜ひねろう会のmonky/さんに手伝ってもらったもの。
実は2mくらいあるそこそこ大きいものです。

どちらも実際に使われるのは一瞬のことかもしれませんが、なかなかに凝っています^^

久々にパフォーマンス意外のご依頼をがっつりやってみて思ったのは、やっぱり技術が落ちているなぁということ…。
パフォーマンスに集中したいというのはありますが、バルーンアートの技術が落ちてしまっては元も子もありません。
ちょっと久々に色々と練習していかないとなと考えさせられる数日でした。




posted by Syan at 00:32| Comment(8) | TrackBack(0) | バルーン

2012年02月09日

キューピッド

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今日の新横浜ラーメン博物館でのプレゼントはバレンタインをイメージしたキューピッドです。

160白 1本
160赤 半分
260黄 1本
260肌 1本半
360肌 1/4本

2体作ってもたったの6本ちょいしか使わないのに、シンプルで可愛いのでおすすめです。
作り方もバランスも安定してきたので、久々に風船の森にアップ予定。
予定…

…。
posted by Syan at 11:20| Comment(3) | TrackBack(0) | バルーン

2012年02月08日

バルーンの整体?

久々のバルーンカテゴリ記事(・´з`・)


寒いこの時期。宅配で届いたバルーンや、保存していたバルーンが寒さで変質してガチガチになってしまっているという経験ありませんか?

………。

そんなにないのかな?




さて、遡ること2週間。
寒さの続く数日に不在で荷物を受け取れずに、数日経って届いた箱を開けてビックリ。
バルーンが袋の中でガチガチになってしまっていました。

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ちょっと分かりにくいのですが、手にした時の感覚が

「ふわっ」

ではなくて

「ガサッ」

というか

「カチン」(?)

とにかく固まってしまっていました。
凍ったとか、湿気たというわけではないのですが、引っ張れば普通のバルーンになるので諦めて保管していたのですが…。

ちょっと解決方法を見つけたので、同じ状況の人いるかなぁとブログへ。

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袋から出すと袋に入っていた形で固まってしまっています。
この写真は壁にそって撮っているので写真の上は、実際にも上です。
持ったら直立します(笑
)

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出した塊を軽くほぐすも折れ曲がったり張り付いたりでぐしゃぐしゃです。



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そこで
チャラララーン!


(ダミ声で)「のるもっとー」


じゃなくて

(ダミ声で)「ふつうのドライヤー」




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少し大きな袋にバルーンを入れたらドライヤーの温風を少し遠くから、バルーンにまんべんなく当たるようにかき混ぜます。

温風が当たったところから即座にひしゃげたバルーンがソフトな普段通りのバルーンへ戻っていきます。

ものの十秒程度、まんべんなく温風を当てるだけで形が戻るので次に送風で熱を飛ばします。


たったこれだけで普段のバルーンへ戻ります。


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それぞれがピンと伸び、ソフトな印象になりました。


研究熱心な日本のツイスターさんなら
「これくらい知ってるよ!」
っていう方もいるかもしれませんが、被っても損は無いので敢えてブログに。

そもそもバルーンがカチコチになるほど過酷な状況に置いておくこと自体無いかもしれませんが、もしカチコチのバルーンにお困りの方がいらっしゃいましたら是非とも試してみて下さい。


posted by Syan at 02:21| Comment(4) | TrackBack(0) | バルーン

2011年10月26日

ハロウィン(?)装飾

先週のお仕事で、横浜のハロウィン(?)装飾をしてきました。

なぜ(?)になってるかというと、ハロウィン時期の装飾ですがテーマは別にあったので、どっちの装飾かいまいち断言出来ないという理由があります。

今回の装飾は色々な条件があったのでちょっと難しいところがありました。

○ナイトメアのジャックをテーマに(映画の販促関係)
○組み立て時間は開店前3時間
○舞台のパネルから50cmくらいまでで装飾を収める。(最大1m)
○メンテをしながら1週間は持たせる
○あまり豪勢にしない(大人の事情)

ということで、短時間で広い面積をカバーできるリンコルーンを使った壁面装飾にすることにしました。

前日は近くのホテルに入ってバルーンの仕込みです
前日はヘブンアーティストTOKYOがあったのですが、終わった後に家に帰って荷物を入れ替えてのチェックイン→朝まで徹夜で作業です。

当日はタクシーを使って90リットルビニール10袋分のバルーンを搬入しての作業開始!

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縦横を組み合わせていきます。設計図(?)を見ながら手早く、間違えないように。


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舞台幅3.6m、高さ2.2m程です


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縦横の組み合わせは30分ほどで終わります


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ジャックの組み立て。

ジャックは細い体なのでツイストバルーンを使わざるを得ないのですが、1週間持たせるという視点からはツイストバルーンはかなり条件が厳しいです。でも、

・350以上のバルーンを2枚重ね。更にハイフロートも入れる
・各関節部分のピンチツイストなどは別バルーンで作ってメンテ時に交換できるようにする
・姿勢は基本的にテグスで保ち、しぼんで来てもで不安定にならないようにする。

といういくつかのポイントを抑えれば実は1週間ほどなら余裕でクリアできます。


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どうしても細くならざるを得ない指は去年のJBANで使った、可動自在式万能指制作方式で作ります。
この指は、縮まない、丈夫、どんな形にでも動かせる、リアル(爪も再現可能)と、ほぼ完全な作り方と自負してますが、ちょっと邪道です。


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ウォールと共にパネルにテグスで固定します。


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頭は一見首の上に付いているようにみえますが、実は口巻き部分は後ろの壁面装飾とつながっており首とはレーズンナットでつながっています。


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目はシールで、口はペンで書きます。


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手足の形や方向を調節して…。


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完成です!

写真では背景の黒とジャックがかぶって見えにくくなっていますが、実際には結構はっきりと見えています。

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元々のデザインでは
空に浮かぶ大きな月と、それに照らされる十字架。月明かりの夜空と月の明かりに照らされた明るい景色
的なのをイメージしていたのですが、舞台寸法の手違いや、自分の想像力の足りなさで表現しきれず><

グラデーションもあと2色位しっかり使えば表現出来たのでしょうが、予算と見込みの甘さで表現しきれず。

色々と後悔も残る作品となってしまいました。

昨日メンテナンスに行ってきたのですが、3日経っても劣化はほとんど無く、バルーンのくすみを回復させればまだまだ週末まで持ちそうな勢いでした。

今回やってみて思ったのは、やっぱり装飾は定期的にやってないとダメだなぁということ。
頭と指先が装飾モードに切り替わるまでかなり時間がかかります><

パフォーマーではありますがいろんなご依頼に応えられるよう、装飾もちゃんとやっていかないとなぁと深く思う今回でした。


posted by Syan at 13:19| Comment(2) | TrackBack(0) | バルーン

2011年08月11日

バルーンケース改装

2年半くらいまえに作ったバルーンケースですが、さすがに中身が少しずつ傷んできたので、久々に改装しました。

2年半前に作ったものですが、何度も手を加えてきて今の形になったのはたぶん1年前ほど。

これまで13年間で5台もバージョンアップしてきたバルーンの保存ケースですが、これからしばらくはこれを使い続けると誓えるほど満足してる出来です。

あ、ウソ。


もっと色々と改造したいポイントはありますので、特注で頼んだこのサイズのケースでは現状満足というくらいでした。

ということで
2年半ぶりにバルーントランクの一般公開です。



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(撮影スタンドからはみ出ているのは気にしないで下さい)

トランクは関西のアクテックというところで特注のサイズで作ってもらったものです。
市販品の方が安いのですが、どうしても自分の欲しいサイズが存在しなかったので外側だけを依頼しました。


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明けると上蓋と本体に収納が分かれています。


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本体側はアクリルパネルに黒い塗装のアルミが張ってある素材を使っています。重さが増してしまいますが、紫外線を完全に防ぐことと、何より頑強であることを優先しています。


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普段使うときにはこの状態になっています。
バルーンが取り出しやすいように10cm程だけ開くようになっており、それ以外の部分の劣化を防ぐと共に、フタ自体に物を置けるようになっています。


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手を乾燥させるためのベビーパウダーと、160や2枚重ねをふくらませる用のスマートポンプも収納出来るようになっています。

ポンプの下や、左の方には
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ハートバルーンや、ラウンドなどショーでよく使うものや、フィギアを作る時に多用するものが別途収納されています。


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このフタは2段階の開閉が出来るようになっているのでバルーンの補充をするときには全体を開くことが出来ます。
少しでも軽量化するために蝶番やネジなどは使わずに仕上げているのがポイントです。


さて、上半分の紹介です。
これが一番新しい改造で、ペンが収納できるようになっています。
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主に使うペンだけここに差しておき、あまり使わないものは別途持ち歩いたり、入れ替えたりしてます。


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こっちは紫外線を通さない特殊な布で出来ており、両側はファスナーになってます。


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左右をある程度開いて折りたたむと、上半分に収納されたバルーンも取り出しやすくなります。

こっち側は普段使うものではなく、350(太いバルーン)や160(細いバルーン)、使用頻度の低いカラーのバルーンを主にいれております。


ファスナーを全部下ろすと
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このように入れ替えがしやすいようになっています。


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仕組みはナランハさんで扱っているバルーンエプロンを参考にさせてもらいました。
両側は強力なスナップで止めてあり


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3列がそれぞれ独立して外せるようになっています。


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バルーンの止め方はオーソドックスなマジックテープでの固定法です。以前はゴムバンドを利用していましたが、本数が少なくなると落ちてしまうのが難点でしたので、こちらを採用しました。


とまぁ、こんな感じです。

特注してもらったのは外側のケース部分だけですので、中身は全部自作ですが、
軽くする為と、複雑な作りほど壊れやすいと相場が決まっておりますので釘、ネジを一切使わず布や木、アクリルなどをテープ、ミシン、接着剤で止めたりしている工作レベルでの設計です。

また、制作コンセプトが

「バルーンを湿気、酸素、紫外線から守りつつ、それさえあればなんでも出来てしまうケース」

でしたので、湿気や水気は防ぎ、こまめにフタを閉めていれば炎天下でもバルーンの劣化をかなり押さえられますし、ちょっとしたイベントや、練習会であればこのケースの中に必要なものが全部入っています。

難点としては、かなりきっちり収納出来るようにしたことと、ケース自体がかなり頑丈なので、全体の重さが8kgほどになること…。凝縮したケースの中身はゴムの固まりみたいなものなので、仕方ないですが仕事以外で気軽に持ち出すにはちょっと腰に来ます('A`)


と、なんでか急にケースの紹介をしてしまいました。
でも、バルーンの収納ケースは人によってそれぞれ違う、かなりこだわりが出る道具だと思いますので少しでも誰かの参考になればと思います。、

興味のある方は簡単な設計図も送りますのでご連絡下さいな。


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バルーン教室風船の森in埼玉

JBANやイベントで2週連続お休みでしたが今週は久々に開催できました。


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写真はごく一部の作品ですが、下にあるポンプと比べるとわかるように、どれもとても小さいサイズになっています。
これはミニハットのあれこれをつくってみたものです。

バルーンでハットというと編みこみを使った大掛かりな物というイメージがありますが、このようにミニハット型であれば夏でも涼しげで、じゃまにならず可愛く簡単に頭を飾ることが出来ます。数年前にマイブームになったものですので、ネタとしてはたくさんありますが、今回は人気のありそうないくつかを中心に。

その他にも今話題のカーズ2のマックイーン新方式、バラ、サークルフラワー、簡単で可愛いクマのフィギア等々。

この教室はそれぞれが知りたいもの、作りたいものを作っていく形式なので、他の方が可愛らしい作品を作っていると自分の作品ではなくてそれを練習しだしてしまったりと、誘惑も多かったりしますわーい(嬉しい顔)


バルーン教室風船の森in埼玉は主に毎週火曜日に開催してます。
HPの方に詳細がありますので、ご興味あるかたは是非お問い合わせ下さいな。
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2011年06月22日

バルーン教室風船の森in埼玉2回目

今日は埼玉でのバルーン教室2回目。

今回はプリキュア系のアレコレがリクエストに上がったので色々作ってみました。

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サブマスコットキャラクター?のドリーというものらしいです。

出来るだけ簡単にそして頭に付けれる大きさというこだわりの元、左から順に4パターンの試作をしてみましたが、多数決で3号が一番可愛いとなりました。


このバルーン教室は12:00〜20:00と長い時間の中のお好きな時間に来てもらうという形なので人が出入りするのですが、女性が帰った後に男性しか居ない状況になって真剣にプリキュア系を作るのはちょっと異様な光景かもしれません…。

以前から課題だったマスコットキャラクターの「ハミィ」
作り方はゆうに7通りほど試作してみましたがどれも一長一短であまり実戦向きではなかったのですが、今日も何通りも試作してみてやっとこさ実用に耐えれるクオリティと簡略ができたバランス型が完成。
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先程のドリーと合わせてそのうち作り方をアップします。

放送が終わるまでには…(´Д`)


夕方には比較的初心者の方が参加されたので「可愛いくて簡単な物」ということでお花のブレスレットのあれこれ。

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作り方のパターンは一定ですが、バブルの大きさや組み方を変えるとまったく別の花になるのが素敵なところですし、HPには載せられないバルーンのひねり方のコツや、ポイントを伝えれるとても良い作品です。

その後も三つ編みや、2本編み、バルーンの切り方などいろんな事をやって終了です。


気ままで、自由な教室ですが来た方が楽しくバルーンをやって気持よく帰って頂けるのは自分もとても嬉しくなります。
出来る限りのリクエストに応えられるように、自分ももっともっと練習(主に頭の中でですが…)しないとですな!

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2011年05月23日

プリキュア

先日、個人のお誕生日の余興のご依頼を頂いたのですが、ショーの他にプレゼントとしてプリキュアの作成依頼を頂き作りました。

ん…?
そういえば、2ヶ月半振りの久々のバルーンネタだ…。




「プリキュアのピンクの方」とのことで「キュアメロディ」の画像をgoogleで調べてプリントアウト。

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昨今流行の2.5頭身を目指したサイズで適当に縮小しつつ作ります。

余談ですが、僕の作るバルーンフィギアはほとんどが2頭身を狙って作っています。(風船の森の作品は、昔と今の考え方の違いや、レシピの関係上2頭身以外のものも沢山あります
2頭身は可愛らしく見えるバランスという他に、ディフォルメが必須になりますので素早く、可愛く作るときにはかなり使い勝手がよくなります。
ただ、今回みたいに衣装の細部なども作りこみたい時には2.5頭身という微妙な頭身が重要になります。



さて…。

この新しいプリキュアですが…。目がちょっと釣り目…。

基本イラストは得意じゃないのでかなり緊張しつつそーっと入れていきます。

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うーん…。成功?失敗…?

色のついてるペンをバルーンに綺麗に乗せるには、まずはエディングなどの白い不透明ペンで下塗りをして乾かしてから、乾きまペンで上塗りするといい感じに乗ります。
(コラムのペンを求めて三千里2http://www.huusen.net/syan/koramu/pen2.htmを参照)
多少の失敗は白ペンで上書きするとやり直すことが出来ます。左右のバランスが悪いのは修正し直してたらどんどん大きくなっていってしまったからです…>_<


髪型は頂点から二つに分けているかと思ったら、ちょこっとツインテールっぽい感じでしたので、頭の真ん中から無理やり髪の流れを変えて
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カチューシャ?的なもので隠しちゃいます。
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後ろから見たらこんな感じに。髪の結い方あれこれをバルーンで表現するのは難しいかと思いきや、イラストを見つつのぶっつけ本番でしたが意外になんとか出来ました。難しく考えずに、バルーンで実際の髪の結い方を再現するつもりでやれば出来るのかな?


2.5頭身のバランスに四苦八苦しつつ調整しながらなんとなくまとまったのがこんな感じ。

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これは最終段階ではなく、最後の仕上げで前髪を倍くらいにして、アホ毛を沢山追加して完成となります。

小さくまとめつつも、へそ出しの衣装なのでちゃんと肌色を挟んでいるのですが、ほとんど見えなくなってしまいました>_<

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今回はプレゼントとして用意することになりましたが、本当はショーの中で普段着から、色チェンジとかでプリキュアへ変身させてたかったのですが…。試作してみたらかなり難易度が高いことが分かり諦めて普通につくることにしました。

ホント久々のバルーンネタでのブログでした。



プランター栽培の作物はここ数日の雨のおかげで一気にグンと成長しておりますので、晴れたらまたアップしたいと思います^^

posted by Syan at 23:13| Comment(5) | TrackBack(0) | バルーン

2011年05月18日

アンデルセン

先日のふくやま大道芸フェスティバルが終わった後に、そのまま西へ移動して広島へ行ってきました。
もちろん想い人に合いに黒ハート

余談ですが福山から広島は新幹線でも50分、電車だと2時間ちょっとと、同じ広島市でもかなり距離がありました。関東ですと「東京−高崎」の間と同じくらいなので「ちょっと寄って行こうかなぁ〜」と考えていたら完全に小旅行です。


会いに来たのは広島を中心に活動するツイスターのジャッキーさん。
HPのキュっとバルーン(http://www.cuteballoon.net/)はバルーンおやじさんファンサイトと、風船の森と並んで日本のバルーンアートHPの3大サイトであり、世界中から注目されるツイスターさんです。

広島で待ち合わせをして、路面電車に揺られてツイスターにとっては聖地の一つであるパン屋のアンデルセンに到着。

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お昼ごはんを食べてから長いことバルーン談義をしたあと、移動してスタートします。


まずは基本ショット
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僕がストリートをやるときにはスタンドを組んで、音楽をかけてですがジャッキーさんはサッと座って、パパっと準備して、サクサクと作り出して。なんだか街の中に急に不思議な空間が生まれる感じです。

福山帰りの大荷物だったので、僕はドタバタと準備をしてドシっと座ってバタバタとひねり出します。
またまた余談ですが、今回来るまではアンデルセンの前でひねるジャッキーさんとは、
「広島駅と山々を遠方に、原爆ドームの近くにあるパン屋さんの前の木陰のベンチに座ってバルーンをひねってる」
というイメージがあったのですが、原爆ドーム等は微塵も見えず、アンデルセンはとても商店街の中で、木陰ならぬアーケードのひさしの影でした。まぁ、それでもとても良い雰囲気の場所ではあったのですが(笑)

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広島でひねりました記念の写真

長々とバルーン談義をしたせいで、1時間ちょっとしかやれなかったのですがその間に色々作ったり、新しいテクニックを見せていただいたり、広島カープのマスコットキャラクターの「スライリー君」の作成対決をしたりととても密度の濃い時間となりました。

帰りは7時に広島をでないと帰宅出来なかったので、後ろ髪を引かれつつも片付けをしてお別れをしました。

短い時間でしたが、とても充実して楽しませてもらいました。
まぁ、来月始めのツイスターズでもお会いするのですがコンテストなどでお忙しいと思うのでツイスターズ終わりのあぶれ者JAMでまた一緒にひねれるといいなぁと思います。
posted by Syan at 10:00| Comment(6) | TrackBack(0) | バルーン

2011年03月10日

終わった〜!

明日お伺いする、幼稚園へのおみやげ用バルーンです♪

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なんだか最近バルーン作ってなかった気がしますが、一気にブランク分埋めた感じです。
唇の周りが荒れて痛い…。
posted by Syan at 23:01| Comment(6) | TrackBack(0) | バルーン

2011年02月18日

ナランハ倉庫

今日は急遽入用になったバルーン資材を買いにナランハの戸田倉庫へ行ってきました。


チャリで(笑)


引っ越し後に判明したことでしたが、ナランハの戸田にある倉庫がかなり近所でしたが、どれ程近いかというと…。


チャリで3分でした…。




家出てから角を2回曲がるだけで到着してしまったのにはびっくりしました。


ですが、あまり頻繁に直接倉庫に行くと色々とご迷惑をおかけしてしまうので、時間に余裕があるときはちゃんと宅配便をお願いするようにします><
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posted by Syan at 17:55| Comment(8) | TrackBack(0) | バルーン

2010年12月22日

クリスマスライブツイスティング

怒濤の1週間が終わり、月曜日は完全に死んでおりました。

腕がパンパンに腫れ上がってしまい、部屋は1週間の間の資材や荷物の出し入れで足の踏み場もなかったですが、今日でやっと以前の状態に戻すことが出来ました。

ということでやっと色々な振り返りです。


19日はハロウィンにもやらせてもらった群馬のイオンモール太田にてライブツイスティングをしてきました。

今回はクリスマスバージョンということでサンタと雪だるまをメインに据えたイメージイラストでやらせてもらいました。
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前回のハロウィンと違って、クリスマス本番まで丸々1週間ほどあるのでラウンドをメインに使った構造で、他のツイストバルーンにも全部ハイフロート(バルーン専用糊?ふくらませる前に入れて内部からコーティング)と表面にもコーティングをします。


まずスタートは自宅から。
アーチに使うラウンドは全部の中にハイフロートを入れる地味な作業なのでこつこつと内職。
金曜日だった前回と違い、今回は日曜日。前日も前々日もお仕事が入っていたので、帰宅してからの時間を使って少しずつ準備を進めてきました。
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当日は11:15位にスタート。前回と同じように時間制限は5時間。休憩は余裕があればという感じでのスタートです。
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最初はアーチを組んでいきます。事前に大半は用意してあるので組み上げ自体は20分ほどで終わるのですが、人を集めるために、大きな動きで音楽に合わせて作っていきます。


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サクサクと進めていきます。


そしてサンタの胴体を作っていきます。
ジャイアントバルーンにビー玉でレーズンナットでポイントを作っていき、
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ちなみにスタート時はこれくらいガラガラな感じでした。


そのポイント毎にパーツつけていきます。
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黒で足を作り、


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こちらはベルトを。


頭を作っていきます。
普通に645Qを使うだけなら良いのですが、全部にハイフロート入りなので非常に手間がかかります。
ベトベトベト…

ベタベタベタ…
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制作時間が倍かかるだけではなく、何より精神的にかなり参ります><


そしておもむろに作り出したのは260で作ったリトルサンタ。

大サンタの目をどうしようか迷っていたので会場の皆さんの多数決で決めることにしました。

1:黒くて丸いバルーンを目にする
2:黒ペンで書き込む

の2択を挙手で選んで貰った結果…。

2のペンで書き込む方へ大多数挙手にて決定!

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書きます。カキカキ。
バルーンのコンテストとかだとオールバルーンにこだわることも大事ですし、高度な技術を色々使うのも大事ですが、これはエンターテイメント。お客さんが一番いい!と思うものを選ぶ方が大事な時も多いです。

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ということでサンタが取りあえず完成しました。

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う〜ん。なんか違うんだよなぁ…。と悩むSyan。


まぁ、迷ったらまた手を加えよう!ということで開始から2時間程でサンタ完成!


そのタイミングで、来ていた花さんからクリスマスプレゼントを貰うの巻。
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中身は内緒ですが、今冬ずっとお世話になる素敵な贈り物でした♪


そして次の雪だるまの作成に取りかかります。
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ただ3フィートのバルーンを2つつけるだけでは安定しないし、綺麗な形にはならないので、内側を引っ張り合って、それぞれをマシュマロの様に少し上下が平らになった形にします。
これは凄い力仕事なので汗がブワーっと出ます><
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今回は暑くてベストを脱いでいる事が多かったのですが、ブルーシートの上で作業していたこともあり、靴も脱いで居ることも多かったり…。
僕は靴下は5本指ソックスを愛用しているのですが、それが絶賛公開されてしまいました…。

普通の方をはいてくるべきだった…。


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雪だるさんの帽子を編み編み。
ハイフロート入りとはいえ、260を使うのでここはパフォーマンスとして曲を選び、ショーの様な感じで演じます。


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バケツ帽子の完成!

そしてここで重大なミスが発覚!
雪だるまの鼻は「インサイドナット」というテクニックで外側からはどうやってつけてつけているか全く分からないやり方でつけるつもりが、ついつい普通につけていました…。

ということで妥協のグルードッツ(バルーン用両面テープ)

うう…。不思議感が全くないお顔に…。


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そして雪だるまさんの目も会場の多数決にて、ペン書き込み式に決定!
書き手にプレッシャーがかかりますが、やっぱり可愛い方がいいですからね!


このころになると会場には常に100人前後のお客様がずっと見に来るように。
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30分単位くらいで進捗を見に来て下さって、差し入れを下さる方も沢山いらっしゃいました^^



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やっぱり悩みます。「う〜ん」



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そしてイメージイラストにあるように、小雪だるまさんを作ります。

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完成!雪だるまと言うよりはこけしみたいになってしまっています。



続けて、構想、構成全く無しでイラストに描いて見ちゃったトナカイの制作へ。
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どんなトナカイにしようかなぁ〜と迷って色々と材料は揃えていましたが、当日にイオンモール太田内で見たポスターのトナカイが可愛くて、急遽デザインを変更!
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イラストではドシっとした大人のトナカイでしたが、こんな感じの子どものトナカイが寄り添う感じのイメージへ変わりました。
作り方は非常に簡単だったので、今後260で作る場合もこれを応用していこうかな!


今回は自分で5時間をカウントダウンするタイマーを用意してきたのですが、最後はそれで逆にお客さん達に
「後10分〜!」
「あと7分しかないよ!頑張って〜!」
と追いつめられつつも応援してもらっていました。

前回のハロウィンもギリギリでしたが、今回は時間が余ると読んでいたのに、なんとまたギリギリ!
10秒前まで作業して、最後はみなさんとのカウントダウンで終了となりました。

バルーンのコンテストにはこれからはあまり出ないつもりで居ましたが、最近のライブツイスティングは1人コンテストをやってる気がします。

ということで完成したのがこちら!

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最初のイメージと比べると、
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雪だるまさんが2段になっていたり、色々と変わってはいますが、元々ほとんどノープランでの制作なのでこれは許容範囲です!

と思って下さい><


前回に掴んだライブツイスティングの手応えと可能性を広げてみた今回ですが、まだまだ先まで可能性があるなぁと思います!
見てる方にもっと伝わるやり方や道具、演出などもたくさんありますし、オブジェもエンターテイメントの中で作る作品という意識の上で材料や作り方も考えていかないとです。

今回は体力的にはいっぱいいっぱいの中でのライブツイスティングでしたが、頭の中は楽しさと今後の可能性で充ち満ちていて、テンションがずっと高かったなぁと思います。

また24日にメンテナンスで一度太田へ行って来ますが、どんな風になっているかも怖いけど楽しみです^^

なんだか久々なブログでしたが、最後までありがとうございました!



PS
終わった後に資材の処に紙袋に入った箱が…。
メッセージも添えられていて、見てみると「m○u!さん!!!」

辺りを見回した時には居なくなってしまいましたが、なんとクリスマスプレゼントを頂きました^^改めてありがとうございました!

posted by Syan at 00:18| Comment(12) | TrackBack(0) | バルーン

2010年12月01日

第4回バルーン教室風船の森

先週の火曜日のことなので1週間ほど時間が空いてしまいましたが、ちゃんと記録として振り返っておかないとなぁと思い、今更ですが…。


23日は第4火曜日でしたが、祝日でしたので夕方まで東京ビックサイトでのイベントをやらせていただき、ダッシュで帰ってきての教室でした。

通常18:00からですが、急遽18:30からスタートに変更させてもらったにも関わらず川崎に移してから一番多くの方が来て下さいました。

HPにも掲載していたように、時期的にもということでクリスマスに関連するもののリクエストが多かったので今回はクリスマス関連、メインキャラクターともいえるサンタクロースを作ることに…。


サンタのレシピは恐らく10以上知っていますが、可愛くて簡単でボリューミーなものを選びました。
生徒さんが帰宅後作って下さったものですが

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(小音汰。さん画像お借りします><)
難しそうに見えますが、頭は横に、体は縦に行き来してるだけなので実は簡単に出来てしまいます。
生徒さんの半分はサンタさんを作りつつ、
この日、始めて教室に参加された方は三つ編みやねじり合わせを応用したクリスマスリースを。

また、はるばる遠方から来たアニキさんと姐さんは教室が始まるまでに試作で作っていた

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ディズニーランドでやってるウィンターフェスタのフィギアスケート版ミッキーを。
元のイラストのイメージから耳をあえて黒以外で作ったのですが、なんだか少し不思議な感じに…。

「冬」
といえばクリスマスのイメージが強かったので、12月以外でも使えるフィギアスケートというのは新しいアプローチだなぁと思ったりします。

そんなこんなで普段よりも時間も短く、人数も多かったこともあり、時間オーバーして施設の方に迷惑掛けるくらいギリギリまでやって終了しました。


毎回思うのですが…。

集合写真や作った物の写真を撮らないとなぁと。

次回からはちゃんと記録として写真と、この様にブログを通じた感想をちゃんとまとめたいと思います><

posted by Syan at 07:34| Comment(3) | TrackBack(0) | バルーン

2010年11月17日

う〜ん

1週間くらい前に買っておいたカブをずっと放置してしまっていたので、昨日調理。

引っ越ししたばっかりの1年前には毎日お昼の料理番組を録画していたのですが(結局2ヶ月分くらい溜まってやめちゃいましたが…)その時に見ていた様な気のするカブのレシピを適当にアレンジしてスープに。

うん。美味しいけど、ちょいと濃い。鶏ももの味がめっちゃ染みこんでて美味しいのですが、コクがありすぎて塩をほとんど足してないのにスープとしては濃すぎる…。

ということで、今日はちょっと煮詰めてペンネと絡めました。
元のオリジナル料理はこんな風にペンネと合わせるものなのですが、材料にシイタケ使っているので、そこは拒否(>_<)

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エリンギで代用しましたが、これなら十分美味しいです!

さて、事務仕事事務仕事…。


posted by Syan at 13:50| Comment(3) | TrackBack(0) | バルーン