2013年03月25日

自作炭酸サーバー

ブログカテゴリが「趣味」なのか「料理」なのかどちらか迷います。

実は1年半ほど前から使っていた、Syanの超おすすめアイテム。それが自作炭酸サーバーです。

以前から何度も紹介してきたお釜炊きご飯につぐおすすめ度といえばどれだけ凄いかわかりやすいかと思います(多分)

なぜ1年半も使っていたものを今更記事にしようかと思ったかというと…

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祝、エンプティ!
1年半使ってやっとボンベ1本が空になりましたぜ!

実証実験も兼ねて無くなるまで使ってみようと思っていましたが、思った以上の結果。これは自信をもって紹介出来るってなものです。

まず、なぜ自作炭酸サーバーを作ろうかと思ったかというと買ってくるのが面倒だったのが理由です。( ー`дー´)キリッ

炭酸水はコンビニなどでも1リットル100円くらいだったり結構お手軽なイメージがありますし、自作炭酸キットなども今はハンズなどに行けば手軽に販売されております。

が、僕は梅酒やら柑橘系の濃縮液を飲むため使用頻度が高いという事の他に、炭酸だけをガブガブ飲みたいという欲求がありました。
ハンズのキットは買い続けると意外と高いし、飲みたい時に毎回コンビニに買いに行くのは面倒…。

じゃあ、自宅で安価で製造出来たらいいよね!
というのがキッカケとなります。

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そこでキーとなるのがこの業務用炭酸ボンベ、通称ミドボン(緑ボンベ)
バーや出店などではお馴染みのものですが、一般家庭には置いてあることは少ないと思います。

この緑ボンベ。本体は7600円ほどですが、そのうち5000円はデポジット料なのでお店に返却した際に返してもらえます。
要は1本5kgの炭酸入りで2600円。よく飲むとはいえ一人暮らしが飲み続けて1年半。コストパフォーマンスの高さは半端無いです。

し・か・も!

自作出来るということは炭酸の加減も自分で調節出来るということです。通常よりも炭酸の付与を高くした

「強炭酸」

とか魅力的なものも作り放題ですぜ!
しかも、果物ジュースを耐圧ペットボトル(炭酸ジュース入っていたもの)に入れ替えて炭酸付与すると果汁100%の炭酸ジュースなども作れてしまう。

これは一家に一台あっても良いくらい素敵なアイテムでしょう!


ただ、ミドボン単体では炭酸は作れないので、ここからが少し面倒です。

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これはミドボン本体から炭酸の圧を調節しながら出すための部品。レギュレーター(減圧器)
です。
実は…これが地味に高い(>_<)

正規の値段だと8,000〜10000円程だと思います。
ボンベが安いだけにちょっと残念な値段ですが、これに関しては必要経費です。

しかし!運良くオークションやネットショッピングなどで出されていると4000円位で買えたりします!
自分もそのくちで、ヤフオクで売られていた備品を購入したので4500円ほどで入手出来ました。

また、オークションに出しても取引があるということはもし買った後に飽きてしまったとしても、そのまま出展すれば新品を買ったとしても半分くらいは帰ってくるし、オークションで入手して、オークションに出展すれば差し引きほぼ無しで使うことも出来るのです。

これに関しては方法はいくらでもあると思いますので、いろいろ試して下さい。



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レギュレーターからホースを通してこちらが差し込み側となります。先端がプラグとなっており


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ペットボトルの蓋を改造したこちらにソケットが付いております。


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プラグをソケットにはめると「カチッ」としっかり固定されます。

いきなりプラグとかソケットとか、更に細かく言うとレデューサーとか実は色々と材料が必要となりますが、細かい作り方は「自作 炭酸サーバー」などと調べると出てくるのでそちらにお任せします。

このブログではあくまで紹介のみ!
面倒だから …調べる楽しさを奪ってはいけないですからね!


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もともと炭酸水の入っていた1リットルペットボトルの7〜8割くらいまで水を入れて冷蔵庫で冷やしておきます。水が常温のままでは二酸化炭素が溶け込みにくいからかどうしても弱い炭酸になってしまいます。
逆に凍る寸前まで冷やしてみた時もほとんど溶け込まなかったので、やっぱり冷蔵庫くらいが適温だと思います。


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軽く蓋をあけたら空気分を追い出して


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逆さまにしたら先ほどのプラグを差し込み、
レギュレーターのバルブを開きます。


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写真だと少なめですが、実際には勢い良く二酸化炭素が流れこんで来てペットボトルがパンパンになります。


そのままにしておくとあまり溶け込まないので、


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両手で掴んでバーのマスターになった気分でペットボトルをシェイクします。
水と空気がしっかり混ざるように…

実はこれ気分だけじゃなくてほんとにカクテルシェイクの練習にもなります。
ただガシャガシャふったりおしゃれに見えるように振るのではなく、水と空気が見えている状態でどのように振ったら一番良いか、だんだんと少ない動きで効率よく溶けこむ方法が分かってきます。

DSC02135.jpg
あとはお好みの加減で炭酸を付与して下さい。
僕は強いのが好みなので溶けこまなくなるまで1分ほど振り続けて強炭酸にします。


これでも飲めるには飲めますが、まだ水に溶け込みきれてなくてすぐに抜けてしまうので、しばらく冷蔵庫で放置しておくと水と二酸化炭素が馴染みます。

僕は3本のペットボトルをサイクルさせながらいつでも飲めるようにしております。


さて、ここまで長々と書いて来ましたが、自作での炭酸水製作にはとても重要なメリットが存在するのでそれを紹介して締めとしたいと思います。

それは…

「ビールを飲む回数が減る」

とのことです。

これは個人差があると思いますが、僕はビール大好きですがだからといっていつも飲んでいる訳ではありません。ほとんど飲み会や打ち上げで、自宅では2週間に1回飲むかどうかという頻度です。

そして家で飲みたい時は
@なんとなく
Aのどごしぃぃぃ!
B今日は酔いたい気分なの♡

という理由ですが、@とAに関してはほぼ強炭酸で代用が効いてしまいます。
夏なんかは帰宅早々冷蔵庫を開けてビールを飲みたい気分になりますが、大体自宅に帰ると事務や次の日の仕込みがあり体にアルコールを入れる訳には行けません。

そんな時に炭酸はほぼ喉の渇きを癒します。

あとは、お風呂に入っている時。だんだんのぼせていい気分になってお風呂の中で、もしくは湯上りに一杯!
という気分の時。お風呂の中はともかく、湯上りのビールは本来は体に悪いのですが、そこで強炭酸。

中身は水と二酸化炭素です。

のどごし欲望感を諌めて、火照った体に入るには安全すぎる材料です。



自作炭酸サーバーを作ることで、それまで買っていた炭酸代が大幅に安くなったことや、日々の生活にバリエーションが増えた他、おそらくビールの消費量が減ったことが一番の節約でありメリットであるかも知れません。体への負担もかなり減ってると思いますしね!

そんなこんなで、

「炭酸水をよく使う」
「ビールをよく飲むけど、量を減らしたい」
「いろいろ節約したい」
「日々に楽しみを」

という方はぜひ自作炭酸サーバー試してみて下さい。

作ったのはずっと前なので細かい作り方や部品は覚えてないから質問されても答えられる範囲は決まっているぜ!
ネットで他の方の作り方を参考にして下さい(・´з`・)
posted by Syan at 19:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べ物
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