最近、摘み飲みをしてしまいそうになります。
さて、梅酒に関しては梅の旬に延々と漬け続けて4リットル瓶5つ分ほど使っておりますが、性懲りも無くまたしても新しいものに挑戦です。
タイトル通り、「もも酒!」
キッカケとしては、梅シロップ作りにつかった瓶等が空いていたので何か新しい果実酒を漬けてみたいと思ったことでした。
何を漬けるか迷っていた時、

はい、決定です!
近くの業務用スーパーでの果物セールで3個150円の桃が売っていました。
これを6パックほどと、ホワイトリカーを買い込んで早速漬け込みです。

桃は熟していると瓶の中で崩壊してしまうので固めのものを選びます。
皮が剥きにくい=新鮮 な証拠なのですが、皮は一度熱湯にとおして

水で冷やすとむきやすくなります。トマトと一緒ですね。

皮をむく前に、アボガドみたいに実に一周包丁で切れ目を入れて左右をそれぞれ逆に回すと

こんな感じで種が出てきます。
アボガドの場合は種も取り除いてしまいますが、もも酒の場合は種から上質な香りが出るのでわざとむき出しにしてしまうのです。
半分になった桃の皮をそれぞれ剥いてしまいます。

4リットル瓶でしたので、桃は大体1kgを目安に漬け込みます。大体4〜5個位です。

梅酒以外の果実酒共通なのですが、なぜかレモンを入れる事が多いです。
レモンの外皮と白いワタをきれいに取り除いたら輪切り(or半分)にして

氷砂糖少々と桃と順に重ねて瓶に入れます。
入れ終わったらホワイトリカーを1.8リットルほど注いで完成です。

と、ヘタ取りや乾燥の手間が無い分、梅よりも簡単に漬けてしまうことが出来ました。
しかも今回は皮を向いたものを紹介しましたが、実はもう1瓶、皮をむかずにただ半分にしたバージョンも漬け込んであったりします(・´з`・)
漬けてから数日立ちましたが、皮から色素(とエキス)が染みでてきて、全体がうっすらピンクなお酒になっています♪
私は桃を食べる時は皮をむかずに、タオルなどで毛を全てこすり落としたあとに洗って丸かじりするのが大好きです。
これが出来るのは表皮と実がしっかりと張り付いた新鮮な桃でしかできませんが、皮を向いた状態と比べると驚くほど味と香りが濃厚になります。
果物全般に言えることですが、果物は中にある種を遠くへ運んでもらうために、動物を誘い寄せるための香りを漂わせたり実を甘くしたりすると言われておりますが、香り成分はほとんどが皮と実の間で生産されて発散されるものなのです。
なので、固い食感があることを除けばほとんどの果物は皮と一緒に食べたほうが香りや味が濃いと言われます。
と、そんな皮を一緒に漬け込んだらどんなフレーバーなもも酒になるんだろう…。
今から楽しみです。
そして梅酒も楽しみです♪
どのくらいで出来るのですか?
ももだから甘いのかな?
それにしても3個150円は安いですね!!さすが業務スーパーですね(*^-')b
取り敢えず、4リットル瓶で2つなので、6リットルくらいですかね?桃酒は自分でもはじめてなので、どうなるか楽しみです^^
150円の桃は、販売期間中毎日のように食べてました。