以前から構想していたショーで使う仮面の自作をやっとこさ始めました。
色々な理由からショーの一部を仮面を付けて行うことが多いのですが、今の仮面は市販されている物に手を加えて利用しているので、
1,自分の描くイメージと違う
2,実用性のある仮面の種類は少ないので、他の人とかぶる
3,ちょっと怖いので子供が居ると泣き出しちゃう
4,色がイマイチ
ということで、自分の思い通りの仮面を作ろうプロジェクトを開始しました。
彫刻が得意だったので、久々に木を彫るかーとか、DIYの一貫で型をとったりするところから始めるか…とか色々考えたのですが、結局、一番形にしやすく、コストも低く、得意な粘土で作ることにしました。
粘土といってもただの粘土ではありません。今はいろんな種類の粘土がありますが、

これは超軽くて、完成後もしなやかさが残る粘土です。
「Hearty Soft」
粘土というとズッシリしたイメージがあるかもしれませんが、これは中空の樹脂を粘土状にしたもので、凄く軽いのです。ふわっふわとマシュマロみたいな。


ふわふわするし、こんな伸びるし、凄く面白い感触です。
とりあえずは仮面その1
鼻のついたタイプ

ある程度の大きさに伸ばして平たくしたら、

自分の顔に貼り付けて、採寸を兼ねてある程度形を付けます。

もちろん、石膏みたいにすぐに乾くわけではないので、ある程度の形になったらタオルとサランラップで作った土台?に貼り付けつつ形を整えます。

乾燥したときには全体にシワが残ってますが、

ヤスリをかけて軽く磨くと結構綺麗になります。
今はまだこの段階ですが、この後、目を開けて模様を描いたりして、イメージのものに近づけていきます。できあがったものは…
宇都宮大道芸までにはお披露目出来るかも…?
そして仮面その2
鼻のない卵形

次に使うのはこの「樹脂粘土」です。
土から出来た粘土じゃなく、乾くとプラスチック?みたいなやや透明で丈夫な樹脂になるものだそうです。こっちはちょっと重い。

こっちは卵形なので、顔に合わせる必要がなく、すぐに型となるタオル+サランラップの土台に貼り付けていきます。

こんな感じでツルっとした感じになります。HeartySoftはフニフニしてましたが、こっちは乾きかけたお餅の様な、ぺたぺたしてても固いような…妙な感じです。
(ちなみに、奥にある仮面が市販の仮面。怖いでしょ…?)

とりあえずはこっちもここまで。
こっちの樹脂粘土「モデナ」は思ったよりも重くなってしまうので、形は綺麗に出来ましたが、もしかして今後HeartySoftで同じ形のを作り替えてしまうかもしれません。
と、仮面はまだ完成していないのでまた作成が進み、気が向いたらアップしてみたいと思います。
以前、歯科の仕事をしてましたので、樹脂粘土
に興味深々
宇都宮大道芸に間に合いますように・・・
楽しみに 待っております。