もうすでに毎年恒例のとなりつつある梅酒製作。
今年で3年目になります。
昨年
http://balloonsyan.sblo.jp/article/56415851.html一昨年
http://balloonsyan.sblo.jp/article/46058764.html一昨年は、
・ホワイトリカー、基本形
・ホワイトリカー 氷砂糖少なめ
・ホワイトリカー はちみつ
・ブランデー
・ブランデー 黒糖
と、ホワイトリカーとブランデーをベースに漬け合わせる砂糖を変えて色々チャレンジしてみました。
昨年は一昨年のブランデー梅酒の変わり味が面白かったのと、結局基本のホワイトリカーと氷砂糖のが美味しいね!ということで
・スピリタス
・ジン
・ホワイトラム
・熟南高梅+ホワイトラム
・ブランデー
・ホワイトリカー+はちみつ
・ホワイトリカー+氷砂糖多め
・ホワイトリカー+氷砂糖普通
・ホワイトリカー+氷砂糖少なめ
と、漬け込むお酒の種類を変えて色々やってみました。
そして今年は…

ん?

おっ?

ま、まさかっ!

あー!!やっぱり!
ということで昨年人気断トツナンバーワン!
梅酒歴3年目にして結論付けても後悔しない、間違いなく最強梅酒と断言できるスピリタス梅酒を中心に漬けることにしました。
最強たる所以はアルコール度数ではなく、強いアルコールの効果で梅の実から100%エキスを絞り出すことにより得られる最高の梅の旨味。
ロックがおすすめですが、ソーダで割ったとしても尚、梅の旨味は一番感じられる究極の梅酒です。
昨年度は「スピリタスがおすすめだよ」と教えてくださった方が24本の大人買いしてるのをみて正直少し引いていましたが、ふと気付けば僕も同じ道を歩んでいたという…。
師匠、オレが間違っていました!
まぁ、このスピリタス、高いのはアルコール度数だけではなくてお値段も同量あたりホワイトリカーの5倍ほどします…。
お高い代わりに嗜む量は1/5以下になるのできっと経済的。多分良心的。すぐに寝るので体にも良い!訳ないか…。
さて、今年はスピリタスを中心に漬けると決めた段階で次は好みの味の選定。



昨年は青梅だけでしたが、今年はよくある梅の品種を幾つか選んで漬けてみようと思います。

8キロ程ある梅のヘタ取りも洗い、乾燥ももう慣れっこです。
撮り溜めた「秘密のケンミンSHOW」とか見ながらさくさく終わらせます。

昨年つけた梅酒以外の果実酒を整理して空けたビンを念入りに洗います。
ちなみに梅酒以外でも
・りんご酒2種
・洋なし酒
・もも酒2種
・すもも酒2種
・レモン酒
なども漬けてあります。

洗い終わった瓶は軽く水気を取りますが、普段の様に完全に乾燥させなくても良いので手間が省けます。
なぜなら、今から入れるのは消毒用アルコールよりも度数の高い、世界最強のアルコールなのですから…。なんでそれが飲み物なのか未だに理解出来ません。おそロシア。

瓶に梅と氷砂糖を交互に入れます。
毎年結論つけてますが、これは別に交互に入れる必要はありません。あくまで儀式です。
梅ジュースならまだしも、梅酒なんて漬けた次の日には氷砂糖の大半が溶けて下に沈んでいるんですから意味なんてほぼありゃしないのです。
でも無駄と分かっていても様式美に則って敢えて行うのが儀式というものです。

秘密のケンミンSHOW的に言うならば
「積み重なった梅の上になんとまさかのスピリタスを豪快にイン」

「次々と注がれる衝撃の光景が!」

「なんとすべてのスピリタスを使いきってしまったー。恐るべしさいたまケンミンー。」
例年は4リットル瓶で漬けていますが、スピリタスの貴重さと、漬け分ける種類の多さで今回は2リットル瓶を中心に。
内訳は
・南高梅☓氷砂糖多め
・南高梅☓氷砂糖普通
・南高梅☓氷砂糖少なめ
・青梅(白加賀)☓氷砂糖多め
・青梅(白加賀)☓氷砂糖普通
・青梅(古城)☓氷砂糖普通
スピリタスは梅の旨味がそのまま搾り出されるので氷砂糖の量の変化は他の漬け方に比べてとても顕著に顕れると思います。

漬けて1時間もすると梅の表面が徐々に侵食されていき、

数時間経つと脱色されてしまいます。
綺麗な色してるだろ?青梅なんだぜ、これ。
青梅の瓶はやや青に、南高梅はやや黄色に色がお酒に溶け出してしまいます。
そんなこんなで今年の梅酒つくりは慣れた甲斐あってあっという間に完了!
今年は6月の中旬からアメリカへでのお仕事が入っており、帰国時に梅はもう売られていないことから頑張って漬け込みました。
実は他にも色々とやってみてるのですが、それはまた別の記事で…。
嗚呼…またバカだと後ろ指さされることをしてしまった…。
でもそんな自分が嫌いではない。