あちこちで出演させて頂いたGWの最後は北海道で過ごさせて頂き、2日程延泊してグルメツアーと交流をさせてもらいました。
「サイタマよ!私は帰ってきた!」
などとガトーさん的な事を言いながら2週間ぶりに帰宅しましたが、荷物を開かないまま長靴へ履き替えて鍬(クワ)を持ち向かったのはもちろんそう!
畑!「この長靴と備中鍬は戴いていく、畑の再興のために!」
ホームシックにもなっていましたが、それ以上に体を動かすこと、汗をかくこと、好きなことをやること(もちろんお仕事も好きですが…)に飢えていたのかなぁと思います。
そして、出先でテレビなどを見る度に思っていた「これ以上遅れると夏やさいのスタートに出遅れる!」という焦燥感。
とにかく17時頃に帰宅してから、日の暮れる2時間が勝負!少しでも進めておきます。
畑の一角には絹さやが植わっていましたが、GWにピークを越えてしまったので食べれるものは収穫してご近所さんへただいまの挨拶と共にお裾分け。
すぐに木を片付けて畑を深耕します。
冬野菜が終わったあとに、石灰と鶏糞、大量の堆肥を入れて2ヶ月ほどお休みしていたので、土のコンディションはバッチリ(のはず)

日が暮れるまでに畑全体を掘り起こして明朝に繋ぎます。
そして次の日はGWの疲れもなんのその。7時半起き。
暑くなる頃には

なんと棚が出来上がっておりました。
凄くお金がかかっている様に見えますが、木材は特価で購入したので畑用の支柱より安く(4mの角材で198円程)頑丈、耐久年数も高いときます。唯一加工や組立が面倒なのがデメリットですが、子供の頃から近所の森に基地をいくつも作っていた私にはむしろご褒美です。
前日まで更地だったところに(適当ですが)見た目だけは立派な棚が完成しました。
この棚には
@ゴーヤやインゲン、きゅうりなどのネット
A真夏日に遮光シートを掛けて棚下の暑さに弱い野菜の保護
Bゴーヤなどが成長後は、自然のグリーンカーテン
C強風だと簡単に折れてしまう農業用支柱の代わりに強い作り
D使わない資材置き場(棚の上)
などなど沢山のメリットがあります。
夏の間には家を空けることも多く、水やりの回数が少なくなってしまう僕はこのような方法で少しでも野菜を涼しくしてあげる工夫が必要です。
その後も

支柱の下にはネット作物用に、3方をコの字型にマルチを張り

マルチを張った後に去年も登場したトマト用ハウスを作り

トマトハウス以外のところにも順次マルチを張り

あちこちのお店から苗を順次買ってきます。こちらはゴーヤの苗

トマトさんたち

ナス親方

シカクマメにつるむらさきの播種
などなど、まとめると
・ゴーヤ4本
・トマト4本
・ナス3本(黒陽、米ナス)
・ピーマン2本
・万願寺ししとう1本
・きゅうり1本(時期をずらし順次定植)
・モロヘイヤ2本
・いんげん(3箇所ずつ、時期をずらし系9箇所覇種予定)
・シカクマメ、つるむらさき
などなど。一気に植えてしまいました。
結果的に、

前日までこんな畑が

1日後にはこんな畑に。
市民農園のご近所のおっちゃんもおばちゃんも驚いてました(・´з`・)
実はこれだけ植えてもまだ畑には余裕があるので、植えるものを考えるだけでも毎日が楽しくなります^^
そして、数日(4日)経った日には

棚のネット張り。

3方と天井にネットを張り、作物がつかまり立ち出来るようにしてあげます。
そういえば…

4日前に食べるために刈り取ったニラが

あっという間に成長して若葉を茂らせていました。
春の植物の成長具合は本当に命に満ち溢れているなぁと、このようなことからも感じさせられます。
これから夏に向けてお仕事も忙しくなって来ますが、忙しくなればなるほど溜まる疲れやストレスは、畑や海のような自然に触れることであっという間に癒されて行きます。
忙しいからって何もしないのはむしろ逆効果。
忙しいからこそ、負けないくらい忙しく趣味を楽しまなくっちゃ!
畑も、自分も
夏始動!です。