本来この対馬旅行の一番の目的は対馬の海へ潜ることだったのですが、メンバーの大半が潜りより釣りを選択したことにより、
このサバゲーが一番の目的となっていました。
サバゲー:サバイバルゲーム (Survival Game/Airsoft) [1]とは、主にエアソフトガンとBB弾を使って行う、概ね20世紀以降の銃器を用いた戦闘を模す日本発祥の遊び、あるいは競技。
英語ではエアソフト (Airsoft) と呼ばれ、アメリカ合衆国発祥の「ペイントボール」と並んで、銃器型の道具を用いる遊びや競技として楽しまれる[2]。
要は子供の頃のBB弾鉄砲の遊びを大人が本気でやると捉えて下さい。
1月くらいのある日、対馬旅行についてので電話がかかってきて
「サバゲーやることになったから、3000円くらいの銃を買ってきてねー!」
自分の目的はあくまでスピアフィッシングだったし、荷物が増えるのはあまり好ましくないので適当に銃を買っていこうかなぁと思ってました。
ネットで3000円くらいの銃を探してみると…
「R10指定-10歳未満は使用制限」
……。
いやいやいや!
あの!あの!あのやりだしたらとことんやっちゃう人種のパフォーマー達がR10なんかで満足するわけ無いでしょ!
これは絶対にみんなR18以上を選んで来るでしょ!九州勢め!僕はだまされないぞ!
と別に騙す気はないと思いますが、絶対に当日はみんなガッツリした銃を持ってくると踏んで、こちらもサバゲーについて徹底的に下調べを行い、メインとなる銃を選定したり装備品を買い集めました。
とはいっても遊びは遊び。あくまでスピアフィッシングがメインであるから荷物を増やす訳にはいかないし、そもそも今後もサバゲーなんてやるとは限らない。
まずは小手調べとして適当な装備で参加して手応えを掴んでみよう。
と、節約家(?)のSyanさんは思った訳です。
そして当日…。

URYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY
アイム パフォーマー!
僕も、やりだしたらとことんやっちゃう。そんな人種です。
思った通り、

言い出しっぺのCHIKIさんもフル装備。しかもスナイパー仕様。

この2人。どう見てもノリノリです。

ちなみに他の人は迷彩服こそ着て来なかったとはいえ、黒や緑をベースにした服に、手にはどう見てもR10ではない電動ガンの数々。
ほら見ろ!やっぱり!そんなあなた達が大好きです!(笑)
フィールドはホントは滞在先の裏の山林でやる予定でしたが、久々の里帰りに会いに来た先輩さんが務めていた施設の裏山を使わせて頂くことになりました。
ハイキングコースなども兼ねているので見通しの良い場所や茂み、施設などサバゲーフィールドとして完璧に近い会場を用意してもらい、気分は否が応にも高まります!
サバゲー経験者は1人しかいなかったので、ネットなどから情報を調べていろんなルールでの戦闘を経験してみます。
@殲滅戦
チームをふた手に分けて相手チームメンバーを殲滅したら勝利。
1http://www.youtube.com/watch?v=HGUdhbuyUJM
Aフラッグ戦1
相手陣地のフラッグを先取した方が勝ち。またはメンバーを殲滅しても勝ち。
http://www.youtube.com/watch?v=6nJ2B1Ge6Aw
Bフラッグ戦2
中間地点に置かれたフラッグを自陣地に持ち帰った方の勝ち。
http://www.youtube.com/watch?v=b1DvRQPIS28&feature=youtu.be
Cバトルロイヤル
自分以外全て敵。最期の1人になるまで戦い続ける。
http://www.youtube.com/watch?v=3IsEiLQOVbE
Dタッグバトルロイヤル
ツーマンセルでチームを組み、最後まで残っていたチームの勝ち。
http://www.youtube.com/watch?v=aNw3HkqtDb4
Eシチュエーション戦
1.制圧戦
守備側と制圧側に別れて生き残りを競う。守備側の立地が優れている場合が多い
3VS6 http://www.youtube.com/watch?v=c-xLrdVXocM
2.装備限定
フルオート銃はセミオートにしたり、電動マシンガンは使用禁止にしてハンドガンのみでプレイ。
3.テロリスト制圧戦
電動マシンガンをテロリスト数人側に渡してそれをハンドガンのみで撃退する
4.タイマン勝負
1対1で勝負。トーナメント制もあり。
5.スパイ戦(今回はやってないです)
こっそり指定されたスパイが一定の距離を越えた所で寝返ることが出来る。タイミングや方法は自由。
などなど、これ以外にもルールを作ってみたり、その場のノリで始まったりしながらいろんなルールでプレイをしてみました。
ちなみに…動画撮ってる時は大概撃たれて終わってますが、オレツエーの活躍している時だって結構あるんですからね(´Д`)
いい武器持っていたので、出来る限りゲームを動かすためにアクティブに動いていたので…ゴニョゴニョ…
結局午前9時から午後4時まで、お昼ごはん食べずに7時間ぶっ通しで全力プレイ。
大きな子どもたちの集中力はきっといつまでも衰えることはないのでしょう。
このフィールドの他にも滞在先の家の周囲や、当初予定だった山林など暇さえあれば毎日のようにサバゲーをやったり、部屋の中でも銃をいじったり、ネットで新しい銃やパーツを購入したりと、完全にみんなハマってしまいました。
さて、時をほぼ同じくして関東でもダメじゃん小出さんがサバゲーに参加したという話題からサバゲー熱が高まって来ていたので、一応経験をした初心者として「今回やってみて感じた事をつらつら書いてみようかと思います。
1.迷彩服は凄い!

よく見ると分かると思いますが(そもそも隠れる立地が悪い(´Д`))
上下で4980円とかで買った安い迷彩でも着てるだけで全然視認度が下がります。
他の方が言うには、今回は迷彩着てる相手の時だけ一瞬目を離すと見失ってしまうので、全然反撃出来なかったといっておりました。
でもシチュエーションにもよりまずが、茂みの中では黒や緑の服も見えにくかったので必須では無いかもです。
迷彩服にはいろんなカラーがありますが、日本の場合は「マルチカム」というカラーがあればある程度対応が出来ると思われます。
2.白や赤は目立つ!
メンバーの中に服の一部が白や赤の方がいたのですが、対峙したときには少し動くだけでも自然界では不自然なカラーなのですぐに分かり、色を目掛けて攻撃する事が多々ありました。
迷彩でない場合でも自然界にあまり無いような目立つ色はさけましょう。
3.靴選び
下調べの時に靴選びの重要性を知っていたので、今回はトレッキングシューズを履いていったのですが、これは大正解でした。
山の中や土の上を駆けまわるので、くるぶし以上までをガードしているトレッキングシューズは怪我もしにくいし、土なども入ってきにくい、絶対にお勧めです。
僕はネットで評判だった
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B006VQ8FYK/ref=oh_details_o09_s00_i00?ie=UTF8&psc=1
こちらを購入してみましたが、値段の割にしっかりしており、チャック式なので着脱も簡単でとても良かったと思います。サバゲー用以外にも色々と用途があるかと思いますので、せっかくならあったほうが良いと思います。
4.ゴーグル
今回、プレイしてみて一番痛切に感じたのがゴーグルの曇りでした。
これは他のメンバーも完全に同意。
一応曇り止めを塗ってはいても凝結して水滴がアクリルを濡らすので、視界が完全に悪くなり危険となります。
曇らない「メッシュタイプ」のものも試してみましたが、視界の半分に金網が入るので視界が暗くなったり、細かい情報を見落としやすくなります。
サングラス型のゴーグルもありますが、サバゲー専用で無い限りBB弾が当たると割れてしまう可能性もありますのでご注意下さい。
帰りのフェリーの中でamazonポチをして、実際試してみて完全に大丈夫だと思ったのは
東京マルイのプロゴーグル
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001VZP93Q/ref=oh_details_o00_s01_i00?ie=UTF8&psc=1
でした。ファンが付いているので、試しに近所を走ってみても全く曇らず、お風呂場で曇らせた後にファンの強をつけたら一気に曇りが晴れるなど曇り知らずな感じです。
ただ、電動ファンやバッテリーの関係でフレームが大きくなっているので、一部のヘルメットや帽子がかぶれなくなるとのこと。
それでも曇ってしまうよりはよっぽどマシです><
5.電動ガン
とりあえずハンドガンタイプはこまめなチャージをしている暇はないので、電動マシンガンをおすすめします。
出来れば200発くらいは入れることの出来るもの。ボトルにBB弾を入れて都度補充しても良いのですが、ボトルやローダーは走るとジャラジャラと音を立てるので、実践ではほぼ携帯することが出来ません。
どのマシンガンがおすすめかは、人それぞれの好みなのでなんとも言えないですが…。ハイサイはやばかったです。普通の人は1発あたるくらいなのに、ハイサイだと打たれたら3発くらいが高威力で当たります。敵にはしたくないと、自分の銃を人に貸した時に思いました…。
ちなみに、ハンドガンでもフルオート機能付きで100発の拡張マガジンとかが付いているタイプは、普通に電動マシンガンとも打ち合える位有用性がありました。もちろん射程は短いですが携帯性が高いので人によっては強い武器になるかもです。
6.BB弾は多めの携帯
電動マシンガンを使っている人は特にですが、かなりの頻度で玉はなくなります。
事前に、使うと思う量の倍くらいあると安心出来るかもしれません。
7.電池パック
フル充電しておけばほぼ問題なく一日使えると思いますが、それでもメンバーの中で電池が切れて電動ガンが使えなくなってしまった人もいました。電池パックはそれほど高いものでもないので予備は1つくらい合ったほうが良いと思います。
また、野良フィールドだと電源が確保できないのでパフォーマーなら御用達ののGANGANがあると安心ですね。
と、完全にサバゲーの記事になってしまいました。
自分でもここまで興味を惹かれるとは思っていませんでしたが、ここまで自然の中を駆けまわったり、風の音に合わせたり移動したり、木々に身を委ねたりしながら遊ぶ様な遊びはしてなかったなぁと、子供の頃に山の中が遊び場だったことと重ねあわせていたのかもしれません。
そして男は何時まで経っても男の子です。鉄砲が大好きなんです(戦争が好きと言うのとは違います)
関東でもサバゲーに興味のある方が多かったので、4月にはとうとう第1戦が予定されておりますが、きっとパフォーマーさん達ならどっぷりハマることになると思います( ̄▽ ̄)ニヤリ
九州チームはおそらく、前回の経験から全員が電動マシンガンのハイサイに持ち替えてくるでしょうし、いつかサバゲー対戦を通してでも、全国のパフォーマーが交流できたら面白いなぁと思います。
パフォーマンスだとジャンル内で上下争いや対立が生まれたり、場所取りや投げ銭関係でギクシャクしてしまうこともあるかもしれませんが、共通の遊び、趣味。
これは面白いつながりが出来るかも知れません。