
2012年08月11日
八丈島3日目

うわぁ…。さすが島の天気。前日の予報では晴れだったはずなのに土砂降りの大雨です…。
と思ったら…。

スッキリ!
さすが八丈島だ…。
この日も島の西側は全滅で、結局東側へ。
毎日の様に島を1周くらいしているので、ほとんどの道の繋がりや、主要なお店の位置が地図なしでも分かるようになってきた…。
せっかくの晴れなので、海だけじゃなくて景色の綺麗なところもまわりましたが…カメラの調子が悪くて全然写真を残せていません。
漁場は地元の突き人も入っていた磯へエントリー。

イシガキダイは高級魚!
大きい個体を狙って波の高い岩場でゲットです!大体35cmくらいかな?
大きさは小さいですが、刺身として食べる分には十分です。
「1種1回」ルールでしたが、カワハギはたくさんあっても問題ないので、例外的に2匹まで獲っておきました。
そして…今まで獲ったことのない魚種だと思って突いて図鑑を開いてみたら…。
オスのブダイ。メスと体色がかなり違うので別種に見えてしまった…。まぁ、ブダイは癖がなくて美味しかったからいいか。
一旦お昼休憩で宿に戻る時に、寄り道して
キャンプ場で知り合った野営しているグループの方にブダイとカワハギをおすそわけ。
代わりになんとフグを食べさせていただきましたが!恐る恐るでしたが、その方曰く
「八丈島の天気予報とふぐは当たらない」
とのこと。八丈島のフグはなぜか毒がなく、料亭で出したりはしないけども地元の人は自己責任で食べているんだと。
次回からはハコフグとフグを見かけたら突いてみるかなぁ^^
さて、宿に戻って夜食用に魚をさばいて刺身にしておきます。

魚は獲りたてが美味しいような印象がありますが、やっぱり半日から1日ほど寝かしてきちんと筋肉がアミノ酸へと変化してからのほうが味も歯ごたえも美味しいと思います。
獲りたての鯛の身は確かにしっかりしていますが、それは好みですね。
軽くお昼寝をして午後にも同じ場所へエントリー。
途中で波がかなり高くなってきたので注意をしてはいたのですが、大波に巻き込まれて磯の岩に背中からドーン!
「あっ、これはヤバイやつだ…」
と思ったので30分ほどで切り上げました。
あの時頭から岩にあたっていたらちょっとヤバかったなと今でもヒヤヒヤします。

30分でもきっちりとおかずを獲ってくるのがスピアフィッシャー。
「ホウライヒメジ」
通称「オジサン」
だそうです。
口の下に鯉みたいなひげが2本。
真っ赤でまさに緋鯉の様です。
図鑑を調べると味は良いとの事。
一部だけ刺身にしてみて、あとは簡単に片栗粉をまぶして唐揚げにしてみました。

こうやって見るとマダイに見えなくもない…。
ネットではキンメダイと同じような食感と味という意見もありました。
午後の突きから上がってきた後は一番近くの浜で水着でシュノーケリング。
いつもウェットスーツで潜っているので水着だけで海へ入ったのは多分5年ぶりくらいです。
水の感覚が心地よいのですが、どうしても無防備感が強くて魚と一緒に泳いだり、サンゴに触れたりすることもちょっと恐る恐るとなってしまいました。
夕方には同じ宿の数人を車に乗せて、島の温泉へ。
帰りにスーパーでお酒とご飯を買って

いただきまーす!
作り溜めた刺身とフライと残り物で作った揚げ物をあわせての最後の晩餐をしました。
3日間の滞在でドミトリーの中は何人も人が入れ替わりましたが、数日間一緒にいた人達は新しい友達です。

酔いも回って歯を磨きながら浜をぶらぶら…。
長いようであっという間の数日だったなぁとちょっと感傷に浸ります…。
〈4日目〉

行きはフェリーで10時間でしたが、帰りは飛行機で帰宅です。
実は安いチケットを入手できればフェリーも飛行機もほとんど値段が変わらないのが八丈島の不思議なところ。
今から行く方は早めに飛行機チケットをとって行くことをおすすめします。
ただ、一度はフェリーで島に向かうのも面白いですよ^^
飛行機は、離陸して水平飛行になったかと思ったらあっとうまに羽田に到着。35分でついてしまうとはあまりにも情緒がないってもんです。
宿を出てから3時間後には埼玉の自宅に帰着。
あまりに早すぎて旅の呆けから戻る暇もないですね…。
帰ってきたら旅の片付けや、次の日の準備でドタバタ。
畑の野菜も

真っ赤になっていたり、巨大化していたり、寿命を迎えていたりで結局3時間ほど畑にかかりっきりとなってしまいました。

長いこと実をつけてくれたきゅうりは役目を終えて、お休みに。
キュウリのアーチは後から植えたツルムラサキが台頭してきたので、きゅうりのツルだけを片付けて下克上させちゃいます。
以前片付けたインゲンのあったところには石灰と鶏糞を撒いて鋤きこんでおいたので夏の間は馴染ませ放置。
お仕事忙しくてなかなか面倒を見れなくなってしまうと思いますので、夏野菜が終わった畑は整えて秋野菜への切り替えをまったりとしていこうかなぁと思います。
さて、旅行に畑にと好き勝手やらせて頂いた4日間ですが、夏の本番はこれから!
毎日続くイベントと暑さに負けないように、健康管理に気をつけて、気合で乗り切って行きたいと思います。
ブログは出来れば少しずつでも携帯からアップできればと思います>_
八丈島2日目

眩しい朝の光に起こされて2日目が始まりました。
空にはやや雲が残るもの、前日のような雨の気配はなく念願の晴れです!

八丈富士も完全に頭を出しております。
日本各地に「○○富士」と名のつくものは溢れかえっておりますが、八丈富士は標高こそ850mほどしかないけれども形は見間違うことなき富士の山です。

水中は前日の雨の影響でやや濁りが強くなっています。
朝7時頃から宿の目の前の海岸へ一潜りです!
ほぼ貸切状態の磯。
悠々と泳いでいるとまさに「魚になった気分」とはこういうものかと思えてきます。

なんと生タカラ貝。
動くところは初めて見ました。
他にも八丈島は見たことのない生物や植物の宝庫です。魚を突かなくてもシュノーケリングだけで十分に楽しめてしまいます。

海中自分撮り。

イエーイ!
そんなこんなで朝の一潜りを終えたら、早速島の各地の磯へ車を走らせます。
まだ風が強く残っていたので、
おっちょが浜→八重根→ナズマド、その他諸々…
西からの風の影響で島の西側の磯は波が高く、全滅です…。
八丈島は大きな山が2つ集まって出来た島なので、山が風を遮り、西風なら東側が、北風なら南側の浜は波が静かになります。
ちなみに…。
大きな山が2つの島…。上空から見るとひょうたんの形をしていることから、ひょっこりひょうたん島のモデルとなっているとかいないとか…。
結局、2日目は東側の2つほどの浜にエントリー!
この八丈島の滞在中は沢山の魚を知ることと、食べるのが基本的に一人な事から、
「1種1回」というルールを設けて魚を突いておりました。
あと、食べて美味しそうな魚(・´з`・)
この日はカメラの調子も悪く写真があまり撮れなかったので

加工済みですが、
ムロアジとブダイを獲りました。
ムロアジはアジのたたきに、
ブダイは刺身にしてみました。
そして夜はドミトリーのメンバーと一緒に島料理のお店へ…。
互いのことを話したり、島のこと話したりしながら島料理を堪能しました。
あれ?
作ったブダイの刺身はどうしたのって?
お酒を買って帰って、みんなでつまむ夜のおかずになりました♪
3日目に続く…