2012年06月27日

緑速報

隠岐から帰ってきて土日にお仕事をしてやっと月曜日。

畑に行ってみたら畑の野菜たちは台風なんてなんのその。元気に繁茂してました。

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インゲンはちゃっちい支柱で4mほどのウォールを作っていた為に、風を受けてかなり傾いていましたが、


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補強の支柱とひもで引っ張って立て直し見事復帰しました。


隠岐に行く前に、いつも顔合わせる利用者さんには「いない間は野菜をガンガン貰って行って下さい」
とお願いしていたのですが、それでもインゲンを収穫してみると

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帰ってみて測ってみたら1.5kg

成長しすぎた筋肉インゲンばっかりですがそれでもびっくりするくらい大量に収穫できてしまいました。


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まるで詰め放題タイムセールみたい^^;


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古い葉っぱは枯れ落ちたり、黄色くなっていたりしたので、これを機に葉欠きをしておきます。
梅雨時期は特に枯れた葉っぱが病気の元になったり、使われなくなった黄色い葉っぱがあることで風通しが悪くなって病気になりやすくなるので、こういう管理作業も大事なのです。


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見事に丸々太った米ナス。

これはこの日の夜食にガーリックソテーにして食べましたが、トロットロでめちゃめちゃ美味しかったです!
普通のナスももちろん美味しいですが、米ナスは高価なだけあって格別ですね!


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どうやって育てたらいいのか分からずほぼ放置のアシタバさんは、順調に成長中。

さて…。ここからどうするべか…。



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トマトはやや樹勢が強すぎる気もしますが、


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各段きっちりと実がなっているので、これから徐々に落ち着いてくる頃だと思います。
ちなみに下に引いてあるゴザは泥はね防止用として引いております。トマトにとっては跳ねた泥でも病原菌の塊なのでマルチを引いて土に触れさせない他にこんな方法も大事なのです。

このゴザは近所の畳屋さんの前に「自由に貰って行って下さい」と置かれていたタダのもので、他の利用者さんにもその情報を教えた所、あっという間に全部捌けてしまったそうです。

「○○で支柱が半額で売られているよ!」
「△△より○○の方がいい苗が、安く売ってるよ!」
「きゅうりの仕立て方はどの方法がいいのかね?」

など、利用者同士の情報交換も市民農園の楽しみの一つです。

このトマトもですが、庭のミニトマトも少しずつ色がつき始めているので、緑速報は来週辺りには通常の畑速報に戻りそうです^^


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きゅうりも台風に大分揉まれたっぽいですが、こちらの支柱はしっかりと組んであったので葉っぱが傷んだ以外はほぼ被害ありませんでした。

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ほぼ毎日の様に収穫されるきゅうりは、おおまかな記録を集めてもすでに38本。

3本の苗で足りるかなぁと思っていましたが、実際にはおすそわけしても余るくらいの収量が上がっています。最近は冷えたきゅうりに味噌つけて食べるのがお昼のおやつになっています。


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こちらは、以前悩んでいたオクラを抜いた後に種を植え直した新オクラさんです。
苗で買ってきて植えたにも関わらず、ほぼ成長しないまま花が咲いて、見を付け始めて。

植物たちは栄養が豊富にあったり、元気の良い時には子孫を残そうとせずに樹勢を優先させて育てて行きますが、栄養が極端に少なかったり木に元気がない時にはどうにかして子孫を残そうと早期から実をつけ始める傾向にあります(さつまいもを栄養豊富な土地で育てると芋が出来ずに失敗するのが例です)

苗から植えたオクラにもその傾向が見えたので、思い切って抜いてみると案の定。
根は植えた時から全然伸びておらずほぼ腐ってしまっていました。

ですので、思い切っての入れ替え作業。
隠岐に行ってる間にしっかりと芽を出していたので一安心です^^




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久々登場のネギ伯爵。
植えた時には竹串みたいな苗でしたが、もうこんなに大きくなりました。
すでに食べてもいける大きさですが、この品種は分けつ(株元から別れてネギが増える)するので冬の鍋に向けて我慢です。


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そしてこの日は念願のモロヘイヤを収穫!
収穫と言っても根こそぎ引っこ抜くのではなく、葉の先端の柔らかいところを摘み取るだけなので、
数日したら生えてきた脇芽を摘んで、しばらく食べ続ける事ができます^^



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ざっと洗って塩を入れた熱湯にくぐらせて


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しなっとしたら取り出して冷やして、モロヘイヤのおひたしです。

一見ほうれんそうみたいですが、ネバネバと粘ってメチャメチャ美味しいです。
大好物ですが、市販では高価なのでスーパーで見かけても涙を飲んで耐えていましたが、今夏は好きなだけモロヘイヤを食べることが出来そうです♪
家庭菜園をやっていていいことは、市販では高価な野菜でも自分で作ることによって好きなだけ食べれるということ。金額以外にも心の感じる豊かさの価値はプライスレスです♪



そしてゴーヤ成長期。
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台風でかなりダメージを受けていましたが、元々沖縄の植物。
こんなの簡単に乗り切っていってくれることでしょう!
今まではグリーンカーテンを作るために摘んでいた雌花も、最近は人工授粉するようになったのでしばらくしたらゴーヤがゴロゴロと実を成らせるはずです。


ちなみに、手前の支柱とテープは

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http://balloonsyan.sblo.jp/article/56187790.html
以前記事に書いたバジル&しその簡易虫よけハウスの拡大版です。

成長が止まらないため大型のハウスへ作り替えてしまいました。
といっても支柱にテープ張ってネットを止めているだけなのですが…。


そんなこんなで、夏に向けてさらに加速していく野菜の成長!

毎日目に見える速度で成長している野菜たちを見ていると、日々の生活が彩り豊かにワクワクしたものになっていきます。
さて、目に見える速度では成長できない自分は、1段1段地道でも確実に成長していきますか!
posted by Syan at 17:15| Comment(1) | TrackBack(0) | 家庭菜園

隠岐の島

今夏、唯一の長期休暇ということで昨年に引き続き隠岐の島へ遊びに行って来ました。

昨年に引き続き6月の梅雨まっただ中&台風本土上陸という中で、期間中は毎度おなじみほとんど雨…雨

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磯の波の高さはもう見慣れたものです^^;


昨年よりも早い時期だったからか、今年はホンダワラという海藻があちこちに繁茂しておりそこから放出される種のせいで海中の視界はかなり悪くなっておりました。一番良い時で10m、悪い時で4mと伊豆や千葉に比べれば断然綺麗ですが昨年の最良の状態を知っているのでちょっと残念ではあります。



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一見、上空から針葉樹林を見ているかのようなこれがホンダワラです。

実際に海の中の森みたいな感じで、この間を潜って泳ぎ抜けていくのは凄く幻想的な気持ちになります。
魚たちのすみかにもなるので、数多くの稚魚が海藻に守られて泳ぎまわっていました。


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今回は昨年からグレードアップした銛を持っての参戦です。
昨年2m→3mと進化してきたアルミ製の初心者用の銛に変わり、
一気に4mのカーボン製の中級者用の銛へ。

「長すぎでしょ!」

と突っ込むことなかれ。銛は1m半ほどゴムを引いて手に持つので、結局2m半位しか体からの長さはないです。飛ばすと射程は6mほどありますが…。
これより短いと射程に入る前に、魚には逃げられてしまうので4m〜が本気銛の基本です。

素材はオークションで安価で手に入れたので、そこから自分好みにカスタムしての投入です。




さぁ!獲るぞ〜!

と気合入れて行ったはいいですが、台風接近して波が高いことや6月ということもあり、魚影はかなり薄く、大きめの魚とは1日に1,2回出会えるかどうか…という感じでした。

1日目
・クロメバル2
・赤メバル(小)
・キジハタ
・クロダイ(小)

2日目
・赤メバル2
・クロメバル(小)

……。
獲ったとは行っても小さい、そして対して難しい魚種でもないので恥ずかしくて写真を載せることが出来ないくらいの結果に…。
滞在期間中は波も高く海へ入れない事も数回あったので、チャンスはあまりありません!

焦りつつも安全第一で望んだ3日目


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獲ったどー!!
やっと念願のがっつり刺身サイズの獲物をゲット!

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大体40cmほどのクロダイを突くことが出来ました。
波がかなり高い中、今までの漁場では成果が見込めないと、500mほど離れた別の場所まで泳いでいって開拓した新しいスポットでの成果です。

波に揉まれながら、波が来にくい岩の陰を覗いてみた時に目があってそのままズドン。

お互いに

「えっ?」

「あっ!」

という状況だったので瞬間的に銛を打ち込めたのはラッキーでした。
しかも瞬間的な判断ながら上手い具合に頭部を狙い撃ち。体には一切傷を付けないというナイスショット。

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隠岐に行ったメンバーの中で魚を捌けるのは二人だけだったので、二人で協力しながら魚をお刺身にしていきます。
今までもメバルを刺身やフライにしてきましたが、大きさが全然違うのでやりごたえも抜群!テンション上がります!


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ロッジのお皿なのであまり良い盛り付けとはいえませんが鮮度と味は保証付きです!
鯛の仲間は時間を置いて食べると旨みが増すそうなのでこのお刺身はしばらく冷蔵庫で寝かしました。


昨年の最大サイズがイシダイの37cmだったので、今年はこのクロダイが最大かなぁ〜と思っていたら次の日…


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!!!!
カメラが曇っていたのと、とても慌てていたのであまりよくない写真ですがなんと今年はほとんど見かけなかった大きめのイシダイをゲット!

前日に見つけた漁場でホンダワラの森の間の道を泳いでいた所、左から泳いできたイシダイと鉢合わせ。

慌てて射程外に逃げていくイシダイに向かって、こちらも慌てて銛を打ち込みましたが息が続かないので海藻に銛が引っかかっていることを確認して一旦海面に。

正直手応えも殆ど無く、海藻の間に逃げ込んでいってしまったものなので諦め半分ですぐに銛を回収しに行ってみると、銛の先から繋がる銛先には(チョッキ銛という、本体から銛先が抜けて繋がるタイプの物を使っています)結構な大きさのイシダイが!
残念ながらヘッドショット(身を傷つけないように頭部を狙い打つ)はなりませんでしたが、獲れただけでも十分です!

落ち着いて暴れるイシダイを回収したら旨みが逃げないようにナイフを使ってしっかりと活締めをして、やっと一安心。ちなみにこの過程で指を噛まれましたが、普段貝とかを噛み砕いているだけあって、怪我になるほどではないですが結構な力で噛まれました^^;


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第二弾:獲ったどー!


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イシダイは成長すると、白黒の模様が薄まり黒に近い色になるのですが、この魚体はそれなりの大きさの割にはっきりとした白黒です
大きさは41cmと、今までの中では一番の大きさでしたがイシダイはもっともっと大きくなるのでこれは途中記録ということで…。
この日は台風が過ぎ去っているのにも関わらず一番の波の高さだったので、これで満足して無茶はしないようにしました。


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昨年の隠岐で覚えてから日頃もたまにスーパーで買ってきた魚を捌いたりしながら練習していましたが、このイシダイでは皮引きが結構綺麗にきまり血合い皮(赤い部分)が残るようになりました。

もちろんこれもまだまだ練習中なのでもっと回数を重ねて綺麗な銀皮を残せるようにしたいですね
(私は一体どこへ向かっているのでしょう?('A`)

さて、台風まっただ中の隠岐サバイバルツアーでしたが、心身ともに…ではなく心は涵養、体は疲労で無事に帰還してみたら畑やプランターのあちこちに台風の被害が出ていました。

それはそれで別の記事に…。


posted by Syan at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味

すもも酒

先日、休暇でしばらく家を空ける直前に奄美の友人から大量のすももが届きました。

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5kgもっ!

「たくさん送りますよー」
と言ってはいたけど思った以上の量にテンション上がります。

さてさて、ご近所におすそ分けは当たり前としてそれでもかなりの量が手元に残るのとしばらく家を空けることが決定していたのでその間に傷んでしまうのは困る…。

ということで深夜2時〜のすもも酒漬け!



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手順はほぼ梅酒と同じで最初にすももをしっかりと洗い、


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それぞれの水気を綺麗に拭き取ります。


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綺麗なビニール袋へ入れたら


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表面消毒用のウォッカ(もしくはホワイトリカー)を少量入れてすももの表面をしっかりと消毒します。


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・ホワイトリカー 1.8リットル
・すもも 1.2kg(レシピでは1kgでしたが)
・氷砂糖 300g
を交互に瓶につめて

ホワイトリカーを静かに注ぎ入れます。


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あっという間に一瓶完成!

梅酒の作り過ぎで、果物酒つくりに慣れすぎてしまっています。


この調子で2瓶ほどのすもも酒を漬けて家を空けてから1週間後。


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真っ赤に染まった色になっていました!
もちろん飲めるくらいまで浸かるには半年以上かかりますので、しばらくはお預けとなります。




そして、こちらは先日漬けた梅酒の現状報告。
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右がスピリタス、左がホワイトリカー。
スピリタス梅酒はたった2週間ですがしっかり漬かり完全にエキスが出きっていました。

試しに試飲してみると、ホワイトリカーで半年漬けたもの以上に(飲み頃は3ヶ月〜)エキスが出ており、アルコール度数が高いけれどもとても飲みやすくなっていました。


これからの時期はどんどんと果物が市場に出回りますので、昨年漬けそこねたビワや、美味しかった桃などいろんな果実酒にチャレンジしてみたいです。


posted by Syan at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べ物