2012年06月01日

初潜り

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いきなりの機械写真。これなんだと思いますか?

これはダイビングコンピュータ。
時間や深度、上昇スピードや潜水プランを記録しておいてくれるダイバー必須のアイテムです。




・・・・・あ、私はダイバーじゃなかったでした。



本来スモグラー(素潜りする人)にはこんな高等機械一切必要がないのですが、
通常5万とかするようなこのダイコンを、先日ヤフオクで電池切れでやや古い型ということを含めても4000円という大安価で落札できたのです。
ちなみに入札者30人くらいいました。

前述したように本来こんな高等機械なんて必要ないのですが、気付いたら4時間経っていたりする身としては、時計が欲しかったこと、そしてどれだけ自分が潜っているかきちんとした形で知っておきたかったことなどがあります。
おそらくこのダイコンの機能の20%も活用してないです。はい。



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とりあえず、電池交換。
中を開けてみると、Oリングパッキンなどでがっちり防水されてるかとおもいきや、基盤は完全にシリコンで埋めてあります。これはどうやっても浸水しないわな…。
電池のところはOリングパッキンで2重に塞がれていたので、外しておきます。

本来使われていた電池は海外製で、さらに生産終了しているというものでしたが、ほぼ同じ大きさ、同じくらいの電圧をもつ電池があるとネットで調べたら出てきたのでそちらを取り寄せての電池交換です。

ちなみにこの電池はちょっと昔のMacのデスクトップに使われるらしく未だに取り扱いがあるそうです。
ありがたや。



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さて、バッチリ復帰したところでなんとなくの操作の仕方を覚えます。

が、そもそもダイバーではないので必要な操作はそんななかったりしましたが^^;
スモグラーには減圧とか浮上スピードとかそんなに関係ないっぽいです。

ちなみにこの日の最大深度は13m。
深く潜るつもりも有りませんでしたが、魚を探していたらいつの間にか深いところまで行ってしまいました。今まで最大深度は15mくらいかなぁと思っていましたが、この日の計測値が本当であればもうすこし深くまで潜れるのかもしれません。


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伊豆の目的地最寄り駅についたのでそこからはバスで移動です。
時間帯によってはタクシー利用のほうが良さそうですが、なんとなくの旅風情を楽しむのもオフの醍醐味ですのでまったり行動。



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目的地からは絶景が望めました。
最近はずっと海から遠ざかっていたので天気が悪くても全然気にしない!
気持ちとテンションは上がっております!


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ウェットスーツ着込んで潜っていると、アワビやサザエ取りの密漁と間違われるのが嫌なので、少し人目につきにくい岩場へ移動です。
魚突きをやってる身からすると、ほとんど動きもしないアワビやサザエを狙うなんてお暇なことではこのテンションを下げられないですからね!



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とりあえずこの日の第一目的は新調したウェットスーツや各種道具の慣らし、調整でしたので1時間くらいはただ単にウェイトの調整をしたりとりあえず潜ったり、カメラを持ってそこらをパシャパシャ撮影したりしていました。

ちなみにこれは魚玉。


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ハコフグちゃん
この海にはハコフグがなぜかたくさんいましたが、隠岐とは違って荷物に余裕もなく持ち帰ることも出来ないので今日は撮るだけ。
ハコフグの箱焼きが美味しいんだよなぁ〜。昨年の隠岐で食べたごちそうの一つです。


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ほとんどの岩陰には潜んでいたうつぼさん。沖縄などでは食べるそうですが、今回は調整潜りなのと食に困っているわけでもないので写真に収めるだけ。

と、海中写真や動画を撮っていたのですが1時間ほども潜っていると飽きてきたので

やっぱり海に来たら魚突きでしょ!

とはいっても、この日の海の視界はかなり悪く、おそらく3mくらいでした。
5mほど潜るともうすこし高くはなりますが、視界10mほどの隠岐の島に慣れてしまっている身としては
潜る爽快感も突きの楽しさも半減です。

なぜならこちらが気付いた時には魚も気づいており、構える前に逃げていってしまうので戦略も技法もなくただ単にたまたまランデブー出来る子を突いてみるだけです。



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2時間弱ほど潜って、漁獲はこれだけ><
もっと大きいのも居たのですが、残念ながら私の技術では獲れませんでした。
・メイチダイ2匹
・タカノハダイ
・カワハギ(オス、メス)

メイチダイはヒキが凄くて射抜いた瞬間から少し引っ張られたくらいです。釣り人に人気なのもわかる気がする!
新しい銛は射程も射速も今までと段違いに良くなっていたので、もうすこし練習して頑張っていきます!


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さて、帰宅して早速食べることに。
メイチダイは35cmと32cm
決して大きくはないですが、食べるところはそれなりにあります。
メイチダイでもタイなので身はとても美味しいと聞きます。



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魚裁く練習も兼ねてとりあえず全部お刺身に。
下にひいてる大葉はもちろんメイドインニワ。

こちらは突いた後の処理が悪くて、ちょっとだけ身に臭みがついてしまっていました。
ほどほどをお刺身として頂いた後は、あら汁に入れたり、カルパッチョにしたりヅケにしたりして美味しく頂きました。でも、刺身が本命なのでちょっと残念。


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カワハギは名前の通り皮がベリベリ剥がれます。



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体色からオスとメスであろうと思っていましたが、やっぱり片方には卵を抱いておりました。
そしてカワハギは肝が命!
あまり動きまわる魚でもないので、突くときにはきちんと頭狙いで肝も身も傷つけないようにしております。


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こちらは肝を取り分けてのお刺身。見た目は悪いですが肝醤油で食べた身の味は最高でした♪


さて、色々な結論から行くと、とりあえず活け締めはしっかりやらないとなぁということ。その日の獲りたてということでも、海で活け締めしてきてないと、せっかく頂いた命と味を十分に活かしきれなくなってしまいます。


さて、日々の疲れを癒すための、道具や体の調整をするために海遊びでしたが、結局そこそこ楽しんで多少の筋肉痛。

でも気分は爽快リフレッシュできたので明日からも頑張って乗り切っていきます!
posted by Syan at 16:34| Comment(3) | TrackBack(0) | 趣味

成長記録+α

今朝久々に見に行った畑の様子です。

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こちらはいんげん豆。
先日アブラムシの除去を行ったところ急激に成長が加速されたようで、一気に頂上まで伸びてしまいました。
単純計算で1日15cmほどツルが伸びたことになります。相変わらず植物は凄すなぁ。


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ネットは2mほどありますが、すでに頂点へ到着。



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お隣の畑のお母さんにもらった落花生の種。
畑の端っこにダメ元で植えてみたところしっかり芽が出て成長しております。
全部で6株ほど。
お母さん曰く
「ゆでた落花生がまた最高なんだわ〜」

とのことですので、予定外の楽しみになっております^^


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こちらはきゅうりさん。
節間はぎっちり詰まっており、葉っぱも大きく大変期待のできる成長をしています♪


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きゅうりは放任させる栽培法ではなく、本芽を中心にしっかり伸ばす栽培法を選んだので脇芽もとってしまいます。

きゅうりの脇芽の1節目には雌花がつくので、

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雌花の上をポキっと折ってしまいます。
かわいそうですが、こうしたほうが木に負担もかからず長く、多く収穫できるようになります。



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そしてピーマンが!!
いつの間にか食べれるくらいの大きさに!
早速持ち帰って試食!
したかっところですが、お昼ごはんのメニューは決まっていたためまた別の機会に…。


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さて、こちらは庭先に戻ってプランターのミニトマト。
水をやりすぎずしっかり育てているので、節間も短くガッチリと育っています。
ミニトマトは去年、かなり早い段階で収穫できなくなってしまったので、事は長く多く取れるように考えてみています。



さて、+αの内容ですが…

庭先のプチ作業。

きっかけは美味しいバジルにお客さんがたくさん集まってきたこと。

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ちょっとわかりにくいですが、エカキムシ(ハモグリバエ)という害虫です。
この子たちは葉っぱに一目瞭然の被害を出していくので、葉物野菜にとってとてもとても迷惑な虫です。


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青虫みたいにバリバリと葉っぱを全部食べるのではなくて葉っぱに入り込んで葉の皮と皮に挟まれた間のやわらかなところを食べるグルメさんです。
表には絵を描いたみたいな食べ後が残りますが、裏返すと幼虫が葉の中に入り込んでます。

一応これに効く薬もあるのですが、葉っぱを食べるバジルやしそなどはできる限り使用を控えたい。

ということで無農薬でやれる虫対策をすることにしました。
まずはエカキムシの多い葉っぱは摘み取り、少ない葉は針で虫を退治。


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冬に890円でついつい買ってしまった、簡易温室
まぁ、ほとんど温まらずに結果的に大きなビニール袋を直接かけた方が暖かかったのですが…。


とりあえずこれからの季節は確実に使わないので、ビニールを剥がして洗って乾燥しておきます。



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そこにビニールの代わりに市民農園の方で使っていた春先用の防虫ネット。

針金で簡易温室のフレームに取り付けます。



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とまぁ、ただこれを四方やっただけなんですけどね。
簡易温室あらため、簡易防虫ハウスの完成です。



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作業自体はあっという間でしたが、早いうちにやっておきたかった懸念作業完了です。
ハウスの中には葉っぱを利用することの多いバジルとシソ♪

今年もちょっとおしゃれでグルメな食卓に一役買ってくれそうです。
posted by Syan at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 家庭菜園

トマト記録

先週のお話になります。畑の管理作業をしていたところ迷うところがひとつ。


「空いたスペースに何を植えるか」

ということでした。
本来は枝豆を植える計画をしていたのですが、この市民農園を借りて数ヶ月。達観したところとして
「市民農園は病気や害虫が多い」
ということでした。

2年単位で持ち主が変わることもあり、前の利用者が何を植えていたかわからない状態では連作障害も病害虫もおきやすくなります。
また、土壌改良からやるほどの暇人はあまりいらっしゃらないので、常に栄養不足or栄養の偏りで野菜がしっかり作れないのです。

話は逸れてしまいましたが、病気になりやすく害虫のつきやすい(食べるところに虫が入る)枝豆は厳しいかなぁという判断になりました。

さて、それで何を植えるかということになりますが次点候補であったトマトはもともとアンデスの野菜。
雨の少ないアンデスで育った特性は品種改良を通してもどうしても残ってしまっており雨を直接受ける露地栽培では病気になりやすかったり、成長のコントロールが大変難しかったりします。

一般的にはトマト栽培はハウス、もしくは雨よけハウスで行われるのですが、ここは趣味の家庭菜園。
トマトを選ぶということは失敗の確率が高いと分かりつつも露地でトマトを育てるか、資材に投資して雨よけハウスを作るかということです。

どちらにせよ、

「趣味にも本気」

が信条の自分としては妥協するわけには行きません。
とはいってもわざわざトマトの雨よけハウスのために投資するならスーパーでトマト買っちゃったほうが良くね?

といろいろ迷った結果…








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だよねぇ〜。
迷って止まるなら損しても動く。
ちょうど雨よけハウスが特価だったこともあり思い切って買ってしまいました。
2mほどのハウスですが、ビニールも込で3000円ほど。
特価とはいえ、意外にお安い。これならトマトの収量次第で全然ペイ出来ます。

組立は簡単ですので、完成させつつさらにオリジナルの補強や仕様を加えてのアレンジです。



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事前に張ったマルチに穴を開けてトマトの苗スタンバイ


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品種は「麗果」と「甘太郎」
ホントは連作障害に大して接木苗のものが良かったのですが、やや遅めの定食だったのであちこちのショップでは売り切れてしまっていたのです><


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定植前にはオルトラン粒剤。
低農薬有機農法を進めるには最低限、化学の力を借りることも必要です。


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定植したらしっかりと水をやって、


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苗が倒れて土に触れないように、風に揺らされないように、上から誘引してあげます。
これで一段落終了!

迷っていた枝豆は今年は空き気味な庭のプランターへ植えて一件落着。
これにて農地稼働率がやっと100%になりました。

ここまでは私に出来る限りの努力と作業ですが、これからは野菜達の力を信じるのみです。



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これは植えて1週間してからの写真。
まだまだ小さいですが脇芽ボーボーに生やすやんちゃっぷりですので、これからに期待できそうです^^
posted by Syan at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 家庭菜園